重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 手/文・書/消息
例文音読 手/文・書/消息
入試問題 手/文・書/消息
問1
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(同志社大)
ここに一人の手をよく書くものを雇ひけるに、このもの范良伯といふ人に頼まれて法花経一部書き写し、いまだ軸、表紙をつけず、まづこれを参らすべきとて、銭二百文に売りけり。
① 美辞
② 複製
③ 絵画
④ 漢詩
⑤ 文字
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解答 ⑤
問2
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(佛教大)
日も高うなれば、この女の親、少将にあるじすべき方のなかりければ、小舎人童(こどねりわらは)ばかりとどめたりけるに、かたい塩、肴(さかな)にして、酒をのませて、少将には広き庭に生ひたる菜をつみて、蒸し物といふ物にして、ちやうわんにもりて、はしには梅の花のさかりなるを折りて、その花びらに、いとをかしげなる女の手にて、かく書けり。
① 手のひら
② 手立て
③ 気遣い
④ 筆跡
⑤ 世話
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解答 ④