重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 うつくし/かなし/らうたし/めやすし

例文音読 うつくし/かなし/らうたし/めやすし

入試問題 うつくし/かなし/らうたし/めやすし

1
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(学習院大)

その人の心になりて思へば、誠に、かなしからむ親のため、妻子のためには、恥をも忘れ、盗みもしつべき事なり。

① 苦しんでいるだろう
② 心配をかけるだろう
③ 悲しく思うだろう
④ いとしく思うだろう

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解答 ④

2
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(佛教大)

そのほかの腹ばらの御子たちもあまたおはしけるなかに、僧都の御はらからには、ただをんな君ひとりにて、父大臣(おとど)、とりわきかなしき物にし給(たま)ひて、内宮仕へなどおぼしいそぐをりもあれど、

① かわいそうな
② 気がかりな
③ 気にくわない
④ おくゆかしい
⑤ いとおしい

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解答 ⑤

3
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(関西学院大)

殿、上のかなしと思したる御気色、いづれの君達よりもすぐれてかしづき聞こえ給ふ。

① 美しい
② 二つとない
③ 気の毒だ
④ 心配だ
⑤ いとおしい

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解答 ⑤

4
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(青山学院大)

霰(あられ)のいとおどろおどろしう降りたるに怖ぢたまひて、御衣を引き被(かづ)きて身にかきつきたまへる、いみじうらうたくおぼえたまへば、

① 気の毒に
② 気どって
③ 無邪気に
④ かわいらしく
⑤ かわいそうに

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解答 ④

5
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(関西学院大)

上は、めづらしきに添へて若う清らにらうたげにて、つつましとのみ思しわびたる御様、またなくあはれに思し召されて、

① 誠実で
② 教養があって
③ かわいくて
④ 内気で
⑤ 寂しげで

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解答 ③

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