『新しい共通テスト 国語対策問題集 実践レベル』 源氏物語/源氏物語=性の迷宮へ
「なり」の識別
問1
傍線部「なり」の文法的意味として、最も適当なものを選べ。
東の対の、西の廂は、上達部の座、北を上にて、二行(つら)に、南の廂に、殿上人の座は西を上なり。
① 受身
② 完了
③ 過去
④ 断定
⑤ 推量
⑥ 打消
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解答 ④
問2
傍線部「なり」の文法的説明として、最も適当なものを選べ。
かくて西へすこし下りて、かの三瀬村に出づ。ここは八木より土佐へ行く大道とぞいふなる。日もはや夕暮れになりぬるを、この里はよろしき家ども立ち続きて広き所なれど、旅人宿す家は、をさをさなき由聞けば、「なほ八木までや行かまし。岡へや帰らまし」と言へど、
① 断定の助動詞
② 完了の助動詞
③ 推定の助動詞
④ 動詞
⑤ 形容動詞の一部
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解答 ④