探求 論理国語 付属教材・資料見本
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意味段落●要約第一段落(一八・1~一九・14)■(一八・1~)ヒトの社会性に働く「共感」とは何か。■(一八・5~)「情動伝染」が、基本的で低次だ。■(一八・11~)他者の感情を我が事のように感じるのは■(一九・2~)自己と区別した他者の感情に共鳴する「認■(一九・8~)他者の社会的痛みに対する認知的共感は、第二段落(一九・15~二一・14)■(一九・15~)チンパンジー二頭それぞれに、各自の状況■(二〇・7~)彼らは「おせっかい」をせず、隣のチンパ■(二一・4~)「おせっかい」をするために必要な、相手と第三段落(二一・15~二三・1)構成・要約2本文研究チンパンジーは「おせっかい」をしない教科書(一八〜二四)評論Ⅰ●構成展開図 *四角数字は形式段落番号■ヒトの社会性にとって、「共感」は大きな働きをなす 「共感」とは何か? 情動 伝染移入   「共感」の種類■ ■■ 感 情    認知的共感■二頭のチンパンジーに、各自の状況では使い道のない道具を与えるジュースを飲むためのストロー、ジュースを引き寄せられるステッキステッキをよこせというサインを出したなら→ステッキを差し出す⇦ ⇦ ■ 2  1 4↓    チンパンジーは「おせっかい」をしない■「おせっかい」をするときには2本文研究…本文をさまざまな角度から分析・解説しました。「自情己動と伝区染別」しやた、他他者者のの状感態情をを理感解じしるて「共感鳴情す移る「入認」知も的あ共る感が」、どこから進化したのか?他者の情動が伝わる他者の感情状態を我が事のように感じる他者と自己を区別、他者の感情に共鳴する、ヒトに固有脳の賦活部位が異なる、他者の社会的痛みに対する共感ヒトの社会性にとって大きく働く「共感」には、基本的なは、ヒトに固有だ。その他者の社会的痛みに認知的共感をするときに賦活される脳の部位は、他の痛みで賦活される部位とは異なる。「感情移入」だ。知的共感」は、ヒトに固有だ。他の痛みを感じるときと、賦活される脳部位が異なる。チンパンジー二頭に、各自の状況では使い道のない道具を与えると、彼らは「おせっかい」をせず、隣のチンパンジーが明確なサインを出さないかぎり、必要なものを差し出さない。つまり、「おせっかい」に存在する両者の間の理解の入れ子構造が、チンパンジーにはないらしい。では使い道のない道具を与えて観察した。ンジーの明確なサインに対応した。の間の理解の入れ子構造がチンパンジーにはない。言語とは、他者を動かすための信号ではなく、入れ子構造対 比 実 験 分 析 話題提示実   験■ジュースの容器を取ろうとしている隣人には→ステッキをあげない

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