探求 論理国語 付属教材・資料見本
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教科書(一八六~一八八)足など、学習上重要となる事項の解説を掲載しました。授業展開例(発問と解説)補足と関連事項ゲームのルールをまとめる実用的な文章2 パラスポーツの分類 ボッチャの概要 ゲームのルールをまとめる●導入のポイント*  問 パラスポーツの試合を見たことがあるか、また、パラスポーツの中でどんな競技を知っているか。*  問 ボッチャについてどのようなことを知っているか。*  問 本単元ではボッチャのルールを読むが、このようなスポーツのルールには、どのような特徴があり、それと似た文章にはどのようなも教科書(一八六〜一八八)1 パラスポーツであるボッチャやそのルールに着目しながら︑「定める」タイプの実用文について関心を持つ︒▽パラリンピックについて問いかけてもよい。▽上段「補足と関連事項」のようなパラスポーせてもよい。▽東京パラリンピックでは、ボッチャ個人(脳性まひBC2)で杉村英孝選手が優勝し、教科書一八八ページ写真の廣瀨選手は12位であ▽以上により、本単元でそのルールについて扱うボッチャに対する関心を喚起する。●展開のポイントなどに注意しながら、文章Ⅰが伝えている内容を丁寧に把握せよ。*  問 ルールの1aに「運動機能障害のある選害者が行うことを踏まえたものを挙げよ。*  問 コート図中の、「クロス」「スローイングボックス」に関わる説明は、それぞれルールのどこに書かれているか確認せよ。実社会* ーツを障害者でも行えるようにルールや用具を変更した種目、②障害者や健常者の区別なく誰もが楽しめるように新たに設けられた種目、③障害者が楽しめるように新たに設けられた種目の三つに分類されることがある。①は、義肢義足、車いすなどを用いるようルールを変更した陸上、テニス、水泳など、②は、日常車いすを使用しない人もプレーできる車いすバスケットや、健常者がアイマスクをすれば参加できるブラインドサッカーなどがあり、ボッチャはゴールボールなどとともに③になる。* パラリンピックでボッチャを放映したNHKは、この競技の概要を次のように解説している。  ボッチャは、脳性まひなどの比較的重い運動機能障がいがある人のためにヨーロッパで生まれたスポーツ。試合は対戦形式で、1対1の個人戦と2対2のペア戦、3対3のチーム戦がある。6個のボールを順番に投げて、ジャックボールと呼ばれる白いボールにいかに近づけるかを競う。ボールは投げても、転がしても、蹴ってもよく、投球フォームは自由。「氷上のチェス」とも呼ばれるカーリングに似ていて、相手のボールを弾いたり、ジャックボールに当てて動かしたりと、戦略性に富んだ競技だ。それぞれ6投を終えた時点でジャックボール補に足最とも近関づ連け事た項側が得点を得る一連の流れを、個人・ペア「は実4エ社ン会ド、」教団体材はに6エ関ンしド行てい、、最グラフのやがあデるーか考タえによ。ついての補パラスポーツは、①健常者スポ▽決まり事や何かの手順について、大まかにまとめながら、箇条書き的に説明するタイプの実用文だが、その実例については、本時限後半で改めて考えるものとする。2 コート図を参照しながら︑文章Ⅰに示されたボッチャのルールを正確に読み取る︒(以下「解析へのステップ」に即して授業を展開する)*    問答  タ文イ章ⅠプBは「タ定イめプAる」~Dのどれに当たるか。▽法令文ではないが、スポーツのルールという決まり事を箇条書き的に説明した文章である。手」が行うとしているが、その項目の中で、障▽以上、「解析へのステップ解答・解説」参照。▽以下は、「解析へのステップ・ステップ3」と並行する発問の例。48ツっのた分こ類とをを示補し足て的、にボ説明ッしチャてのも特よ徴いを。発問例 読解のポイントを考押さえられる発問と、そのえさ解答を示しました。*  問 誰が誰に向けて書いたか、目的は何か、

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