探求 論理国語 付属教材・資料見本
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〈まとめ〉1出典解説…教材ごとに筆者(作者)や出典に関する詳しい解説を掲げました。江國香織〈知〉の深化 ■つめたいよるに■(平8・新潮文庫)評論Ⅰ作者略歴1 出典解説在の日本社会が抱える介護に関する問題について話し合い︑向き合い方を考える︒4.「老い」を意識して今の生を考える︒3.「妙子さん」の心情を踏まえて︑この小説を読む前後で介護に対する印象がどう変わったか︑グループで意見を出し合う︒話4.介護する側と介護される側の両方の視点から︑それぞれの心情を考え︑よりよい介護︑ひいては超高齢社会のあり方について話し合い︑個々の考えを深める︒5.「老い」が誰にとっても避けては通れない道であることを理解し︑そのときを迎えるために今をどう生きるべきかについて︑考えを深める︒話■号泣する準備はできていた■で直木賞、二〇一〇年、■真昼なのに昏い部屋■で中央公論文芸賞、二〇一二年、■犬とハモニカ■で川端康成文学賞など、多くの賞を受賞。また、■仁成とのコラボレーション小説■冷静と情熱のあいだ ■も話題となり、二〇〇五年に■東京タワー■が映画化されたのをはじめとして、複数の作品が映像化されている。このほかに■流しのしたの骨■(平8)、■神様のボート■(平11)、■薔薇の枇杷の木でつづる作品世界で、若い女性を中心に支持されてい教科書(三〇〜三三)3.祖父母等の介護や世話をした経験がある場合は︑その時の苦労や気持ちを話すよう促す︒4.独居老人︑老老介護︑認認介護︑介護難民等の介護に関わる問題を必要に応じて︑情報として与える︒5.家族をはじめとした自分の周囲の人とよい関係を築きながら生きることができれば︑老いを生きることが決して不幸ではない点に気づかせる︒る。小説、童話、エッセイのほかに、詩作、海外絵本の翻訳も手がけ多分野で活躍している。 ■晴れた空の下で■は、一九九三(平成5)年、理論社より刊行された■温かなお皿■所収。一九九六(平成8)年に新潮社より■つめたいよるに■と合わせて文庫本化された。■温かなお皿■には食を通して浮かび上がる人間模様、特に女性と食とのねじれた関係性を淡々とした文体で描く短編十二編が収められており、■晴れた空の下で■はその四つめに配されている。晴れた空の下でRosso木  出 典 話一九六四(昭和39)年、東京都生まれ。小説家。目白学園女子短期大学国文科卒。出版社勤務の後、米国デラウェア大学に留学。一九八七(昭62)年、■草之丞の話■で■■小さな童話■大賞■大賞作、一者九略九歴一(・平出成典3)年、■こうばしい日々■で産経児童出版文化賞、一適切でもありません■で山本周五郎賞、二〇〇四年、33路で九紫九傍式二の部年石文、文学坪学賞田賞、譲、一治二九文〇九学〇九賞二年、年、■同、■年ぼ泳、■くぐのきの小らに鳥き習し教、ちら安のま材ゃひ全んか導しので■るもで入た作■な。者なるモど教おく。リに材よ愉み、しずカおのびくみエ役背出生ずルきし、立景典檸よいシ檬てをに■端ジの(正ミい確つ木平なチ■16たい認(文ョ)平章、ウだてす■12と■けのる(が)、、平ら■解こま透26く思明と説すた)い感な■わをで。あ(どず平ふの掲、19ら作れ載学うる品)、こ感が■とヤあ性

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