探求 論理国語 付属教材・資料見本
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「それでいいのか」(16行目)とあるが、「それ」が指示する内容をまとめよ。読池内筆者の主要な見解として、科学はどのようなものであるべきだというのか、まとめよ。読解答解説れポていイくン一方トでと、)役なにる立つ解科説学ばをか示りがしました。1出典解説…教材ごとに筆者(作者)や出典に関する詳しい解説を掲げました。解析・要約な「純解粋な析文・化要の約営み」とのして解の答科学例がと失わ、解答を導くた◆め◆◆の筆者略歴解析・解要答約 【評価の観点】  知︙知識・技能話︙話す・聞く能力書︙書く能力主︙主体的に学習に取り組む態度2 出典解説読︙読む能力科学と市民解説■科学の限界■(平24・ちくま新書)教科書(三四〜三五)著書は、■お父さんが話してくれた宇宙の歴史■(平4・岩波書店)、■科学の考え方・学び方■(平8・岩波ジュニア新書)、■科学と人間の不協和音■(平24・角川評論解析A本文の内容を二百字以内で要約せよ。書・読解答例要約の手がかり (自然が投げかける■に挑戦するよう求められ、科学者が社会に迎合したり、一九四四(昭和19)年、兵庫県生まれ。理学博士。宇宙の進化や銀河の形成について研究。国立天文台教授のほか、多くの大学の教授を歴任した。近年は科学と人間との関係をテーマにした著作を多く手がけている。社会に対して尊大な態度をとる科学者が現れたりしている現状。指示内容を直前の一文だけととると、■……科学者すら登場するようになった■ だけを指すことになり、不十分である。科学がどうなったことでどんな事態が発生するようになったのかを説明する必要がある。指示語が段落の冒頭に置かれたときは、前文を含めた前段落の内容を指すことが多い。oneテーマ21)ほか多数ある。出 典 了        文化のみに寄与する営みを取り戻した、自然と戯れながら自然の偉大さを学んでいく科学。■物語■に満ちた科学の楽しみ が市民の間で広く共有される、■文化としての科学■であるべきだ。科学のあるべき姿についての筆者の結論は、形式段落■と形式段落■の二か所で示されている。一方だけに偏らず、両方を的確にまとめることが大切。一九ページ「200字要約」参照。全文を通読して導入、結論一、考察、結論二という大まかな構成をつかむ。形式段落■・■(考察)は、現在の科学を批判しながらも、科学そのものの価値は認める、筆者の結論を補強する部分である。本書は■第1章 科学は終焉するのか?■■第2章 人間が生み出す科学の限界■■第3章 す科学の限界■■第4章 科学に内在する科学の限界■■第5章 社会とせめぎ合う科学の限界■と、科学にまつわるさまざまな■限界■を指摘し、科学が決して無限に万能のものではないことを示している。本文は最終章である■第6章 限界のなかで の一部分であるが、科学の■限界■を認識したうえで、◆◆◆社会が生み出等身大の科学へ■22解析 1解析 2要約

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