探求 論理国語 付属教材・資料見本
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三五ページ三五ページ*  問 形式段落■において、筆者は「科学」の特徴についてどのように指摘しているか。*  問 筆者は今後何をすることが必要であり、それによってどのようなことが期待されると述べているか。評論解析A 科 答学 の■あ無り用方のを用示■とししたて語の句を科二学つ/自抜然きー一出とジ時せ戯。れで限な見ごとや のすい授くて業示の筆展し者開まの見例し解をたを理、。解原発する則問︒例見開や板き書二ペ例ない」のはなぜか。同じ形式段落■の語句を用いて説明せよ。ている一文を抜き出せ。●まとめのポイントがら自然の偉大さを学んでいく科学を豊富に示* し 問て お形り式段、落■実に際おのいてご、授筆者業はの「市イ民メ」のー▽抜き出し自体は容易であるが、後出ジすをる■描役きやす心い情に紙つ面いて構ど成のよとうなに指っ摘てしていいまるかす。。に立つ科学■と混同しないよう、注意を促したい。  答 現代社会が経済一辺倒となり、ムダと思われるものに金を投ずることを忌避するから。▽■それが■役に立つ■科学とならねばならない要因■とあり、指示語の内容を確認させる。る大きな力を秘めている。する表現の一つである。思想(世界の見方を変える概念や思想)。 ▽▽ ■答前 確文かのしに■か〜事しし実、か、とし科き〜学に■は科は…学、…主は■張世はを界さの効ら見果に的方発問例 読解のポイントを前にをの表変押さえられる発問と、その文え明解答を示しました。  答 科学が文化のみに寄与する営みを取り戻の■しかし、ときに科学は……■を裏づける働きを持っている。3 指示内容を押さえながら︑現在の科学に対 する筆者の見解︑今後科学のあるべき姿につ教科書(三四〜三五)授業展開例科学と市民 である。二〇一五年度は二一〇〇億円余りが交付された。二〇〇九〜一〇年には、当時の政権によって三度にわたって国の事業の見直しが行われた。科学技術開発関連の予算が大幅に削減され、多くの研究者や大学、経済団体などの批判を招いた。進化論が当時のヨーロッパの自然観、世界観に大きな衝撃を与えたことはよく知られている。ガリレイ(一五六四〜一六四二年)は地動説を支持したことでローマ教皇庁によって異端とされ、ダーウィンの進化論はイギリス国教会の反発を招いた。ブルや通信の途絶に見舞われながらも、二〇一〇年六月、世界中が注視する中、小惑星イトカワの表層サンプルを封入した再突入カプセルがオーストラリア南部に着地した(本体は大気圏再突入時に燃え尽きた)。二〇〇九〜一二年にかけて、この■はやぶさ■を題材にした映画が四本制作された。現在は後継機■はやぶさ2■が二〇一四年に打ち上げられ、小惑星リュウグウに到達し、二〇二〇年に帰還を果たした。ピーター・ヒッグス(一九二九〜)によって存在が予言された、万物の質量を生む要因とされる素粒子。スイス・ジュネーブ郊外に建設された全周二七キロメートルの巨大加速器を用いて、三千人を超える研究者グループによって二〇一二年に存在が確認され、二〇一三年に公式発表された。会のありように大きな変化をもたらしてきた 地動説やはやぶさは度重なるエンジントラヒッグス粒子は一九六四年  答 ■役に立たないけれど知的なスリルを味わえる科学■を求めている。知的冒険をしたい。▽形式段落■は本文の結論として、■今必要なこと■■それによって期待されること■が示されているが、その結論を補強するものとして筆者は■市民の心情■■科学の特徴■を挙げている。設問を細分化し、整理して理解させたい。  答 科学者という人間の営みだから、数多くのエピソードがある。▽科学とは人間の営みであるというのは言うまでもないことであるが、そこにはさまざまな物語があるはずで、それが市民の心を動かすのだという指摘に注目させる。 すことが必要であり、■物語■に満ちた科学の楽しさが市民の間で広く共有されることによって、■文化としての科学■が豊かになり、市民に勇気や喜びを与えることが期待できる。2118  科学はその力によって自然観や世界観を一変させ、社12  社会もムダと思われるものに金を投ずるのを忌避する 13   問 科学が「『役に立つ』科学とならねばなら24  ヒッグス粒子発見の騒動 19     問答  「社そ会ののよあうりなよ概う念にや変思化想を」もとたはら何すか概。念や23  「はやぶさ」の人気 16   問 「確かに」と呼応して、筆者の見解を示し

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