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㈢臣死すら且つ避けず㈣沛公、車騎を置きて脱す上㈤豎段張子良「、は与構、に●謀成公るが展に自足開軍らの図ず陣営」にで入るは頃、を見本計ら文いの、宴構席に成戻をる。示しまし㈣沛公、車騎を置きて脱す(六〇・1~六一・2)㈤豎子、与に謀るに足らず(六二・1~六三・2)鴻門之会教科書(五三〜六三)史伝Ⅱ構成・要約沛公は鴻門で項王に陳謝し︑項王もそれを認めるが︑後ずくで宴席に乗り込み︑豪快かつ巧みに沛公を弁護する︒項王は樊噲の気迫と弁舌に圧倒され︑沛公はこの隙に宴席を抜け出す︒沛公は挨拶をせずに辞去することを気にするが︑樊噲の忠告で脱出を決断し︑張良に後を任せる︒張良は沛公が辞去したことを述べ︑贈り物を献上するが︑范増は怒り︑沛公が天下を奪うことを予言した︒ ︵200字︶要約項王をは掲■白載璧■しをま座上しに置たく。が、范増は剣を抜いて■玉斗■を砕き、●公が天下を奪うことを予言。樊噲は宴席に力ずくで入り込み、項王をにらみつける。   項王は一瞬緊張したが、樊噲を■壮士■と認めて、酒と肉を与える。 樊噲の言葉…秦王は■虎狼之心■があり、多くの人を殺し、処刑した。       懐王の■真っ先に秦を破って咸陽に入った者を王とする■という約束。                  ●公は秦を破って咸陽に入ったが、秦の宮室を封閉し、項王の到着を待っていた。                  ところが、項王はその功績をたたえて諸侯に取り立てるどころか、■細説■によって●公      を誅殺しようとしている。(●公の行動を弁護し、項王の誤りを指摘)   項王…■坐。■(樊噲の弁を認めて、宴席に加わらせる)  ●公、宴席を抜け出す。         別れの挨拶をしていないことを気にするが、樊噲はこの状況ではやむをえないと忠告。        そのまま去ることを決め、張良に後を任せる。   (贈り物として持参した■白璧■と■玉斗■を、項王と范増に献上するよう託す)        鴻門から覇上まで、ひそかに脱出する。た 。  導 入 ・展開・結末などの文章構成をひとめでご 確  認い●公たが辞だ去けしたまことすを。告げ下、段贈り「物と要し約て持」参しでたは■白、璧意■と味■玉段斗■を献上。落 、  形 式 段落ごとの要約と、本文全体の二〇〇字●公は宴席を抜け出す。項王は陳平に呼びに行かせる。豪快に飲み、食べる樊噲。天下の人々の支持を失う。噲の気迫と弁舌を認めざるをえない。●公はこの■に宴席を抜け出す。●公は挨拶をせずに辞去することを気にするが、樊噲に小さな礼儀にこだわる必要のないこと、今はその余裕のないことを忠告され、脱出を決断し、張良に後を任せる。張良は用意した贈り物を利用してこの場を切り抜けることを考え、●公は抜け道伝いにひそかに脱出する。●公は、自分が自軍の陣営に入る頃を見計らって宴席に戻   贈り物を献上する。項王はそれを受け取るが、范増は剣を抜るよう張良に指示する。張良は●公が辞去したことを述べ、いてこれを砕き、●公が天下を奪うことを予言する。200字要約の宴席で命を狙われる︒張良から状況を聞いた樊噲は力51

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