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▼読む 源氏が若紫に目を留め、「涙ぞ落つる。」(一〇八・9)となったのはなぜか、一〇六ページの系図を参考にして話し合ってみよう。〈ねらい〉学習目標〈導入〉〈展開〉〈展開〉〈展開〉〈まとめ〉学習活動指導上の留意点本指導書一四ページなる配当時間を示しました。授業計画の策定にお役立ていただけます。(「活動」の詳しい進め方は、「学習の手引き」の項で解説しています。)源氏物語(若紫との出会い)教科書(一〇六〜一一一)1.光源氏の誕生から「若紫」の巻に至るまでの概略を確認する︒知・主2.第一段落を音読し︑脚注を参考にしながら現代語訳する︒︵適宜︑語句・文法事項を確認する︒︶知・読・3.尼君・少女は︑光源氏の目にどのように見えたのかを把握する︒読1.第二段落を音読し︑脚注を参考にしながら現代語訳する︒︵適宜︑語句・文法事項を確認する︒︶知・読・2.「十ばかりの女子」がどのように描かれているかを整理し︑少女に対する光源氏の気持ちを捉える︒読1.す第る三︒︵段適「落教宜を学︑材音習語読に句活し・つ︑動文脚い法」注事て「を項参、指を考確目導に認し上安すなとのるが︒ら留な︶現知意る代・語点配読訳・当」を時2示数の.プしと物よリ語うンま、なのトし時今点なか後どた間とのを。「ごい展用う開いと学にこての「つと説習いに明活て留す学は意る動習す︑と」便よる目に覧︒い標や︒つ」2.和歌を正い確てに解は釈、〈して心導情入を捉〉〈え︑展修開辞法〉〈︑言ま葉のとめ〉に分けてお示ししたうえで、対応についそてれ理解ぞすれる︒の知学・読習活動に対して、授業時における評価場面の設定3.光源氏とに少役女と立のつ関係【が評︑今価後のどの観よ点うな】展を開を示見しました。授業展開の全体像がつせるのかをか調めべるま︒す知・。読物語1.後に紫上と呼ばれ︑物語の中心的立場を占める人物の初登場の場面を確実に捉える︒2.語句・語法・敬語法に関する力を深め︑文章を正しく理解できるようにする︒1.尼君と少女との関係を明らかにする︒2.光源氏が少女に注目する理由を明らかにする︒1.少女の境遇を把握する︒2.尼君と女房との歌のやりとりがどのような思いでなされているかを把握する︒人物関係を捉え︑苦悩する源新氏しの思くい設を理け解たする「︒活動」の設問とそのねらい、目安と【評価の観点】 知︙知識・技能︑話︙話す・聞く能力︑書︙書く能力︑読︙読む能力︑主︙主体的に学習に取り組む態度学習指導計画表活動*授業時における評価場面を設定する際には︑左記の学習内容から適宜選択されたい︒1.この巻までの概略は生徒に発表させたり︑プリントで補ったりする︒また︑教科書の人物系図をもとに︑この場面の登場人物の関係を明らかにする︒2.この巻が︑いわゆる「紫上系」物語の冒頭に当たる部分であることを説明する︒1.少女に対する尼君の話し方に注目する︒2.少女に対する光源氏の気持ちの背景には︑藤壺宮への思慕があることを説明しておく︒1.光源氏と少女の境遇に共通するのはど ↓ 主主主2若紫との出会い学習指導計画表3時間扱い第1時限第3時限第2時限活動標準1時間 源氏物語

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