探求 古典探究 付属教材・資料見本
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は、ねらい・準備物・手順・評価規準などを詳しく示し、ご指導の際の手がかりとなるよう留意いたしました。学習の手引き大和物語(姨捨)「妻」の「姑」に対する気持ちが  最もよく表れている部分を、本文中から抜き出してみよう。読解答この話の後、「妻」はどうなった  と思うか、話し合ってみよう。ねらい  ▼読む準備物手順  配当1時間教科書(四五〜四七)◆◆◆    日記物語と課題2  【評価の観点】  知︙知識・技能話︙話す・聞く能力書︙書く能力主︙主体的に学習に取り組む態度・「親は死にければ︑をばなむ親のごとくに︑若くより添ひてある」︵四五・1︶↓伯母への感謝・思慕︒・「この妻の心︑︙︙このをばのためになりゆきけり︒」︵四五・2︶↓妻の言動に徐々に同調︒・「これをなほ︑︙︙さしてむと思ひなりぬ︒」︵四五・6︶↓妻の強い調子に困惑し︑その意見に同意︒・「限りなく喜びて負はれにけり︒」︵四六・3︶↓伯母を捨てることに無我夢中︒︵心の奥底には︶伯母に対する後ろめた さと自らの行動へのためらい︒・「置きて逃げて来ぬ︒」︵四六・6︶↓伯母を残すことへの罪悪感︒伯母への思慕・未練︒・「いらへもせで︑」︵四六・7︶「男」の気持ちの変化のさまを、・「行きて迎へもて来にける︒」︵四六・  「妻」のその後を考える「活動」だが︑本文の展開に沿ってまとめてみよう。読解答読︙読む能力 ↓罪悪感でその場にいたたまれない︒未練を断ち切りたい︒・「逃げて家に来て︙︙寝も寝られず︑」︵四六・8︶↓自分の行為に対する後悔・反省︒伯 母への未練からくる悲しみ︒↓安堵︒ 「これをなほ︑この嫁︑ところせがり て︑今まで死なぬことと思ひて︑」︵四  五・6︶︒物語を踏まえてその後の展開を考える︒  ワー個ク別シにー次トの︵課教題科1書にデ取ーりタ組集みD︑V解D答「教る   学  材解習d︵に説↑自↑の四「分「おを六手まいを・け示振たひ14引行腹りるし︶きき返立おまてるて」迎こけおのしへるとむ解たもが折てはでね答。来き︙の例特にる︙と到にけ︒悲るし達、新︒く」目し解⑵ ⑴ ⑶ 標く答「男「と設をそ家」を︒れなけ導へばに戻るたく」対っをす言「たて山るか語め活へ「ら迎活の動をのえば動」ポ「に」︒妻行)のイ」っに設ンにた対つ問トとすきとい(るのて各な-ROMに収録︶︒1 学習の手引来きぬ︒」︵四六・5︶課題1 〈指導上の留意点〉〈解答例〉をグループで共有する︒登場人物の人物像について本文の叙述をもとにまとめなさい︒↓  1・  2⑴ 妻  ⑶ 「妻」と関わる他の登場人物の人物像も押さえ︑課題2へつなげる︒⑴a「妻」に頭が上がらない︒弱気︒↑「昔のごとくにもあらず︑︙︙なりゆきけり︒」︵四五・4︶↑「責められわびて︑さしてむと思ひなりぬ︒」︵四五・8︶b「をば」思いで︑優しい︒↑「年ごろ親のごと︙︙悲しくおぼえけり︒」︵四六・10︶↑「夜一夜︑︙︙悲しうおぼえけれ」  ︵四六・11︶↑「また行きて迎へもて来にける︒」︵四六・14︶cその場その場で決めたことを行動に移す︒↑「その山にはるばると︙︙逃げておぼえけり︒」︵四六・8︶⑵e身勝手・強気・冷淡︒f「男」への当たりが強い︒  ↑「この姑の︑︙︙言ひ聞かせけれ」をば︵四五・3︶  ↑「これをなほ︑︙︙責めけれ」︵四五・6︶⑶g「男」をかわいがり︑信頼する︒  ↑「親のごとくに︑若くより添ひてある」︵四五・2︶h意地悪︒︵※「妻」の目を通しているので断言はできない︒︶  ↑「をばの御心のさがなく悪しきこと」︵四五・4︶i人がよい︒  ↑「限りなく喜びて負はれにけり︒」︵四六・3︶j孤独︒↑「昔のごとくにもあらず︙︙なりゆきけり︒」︵四五・4︶個別に次の課題2に取り組み︑解答をグループで共有し︑一つの文章にまとめて発表する︒次の場面では︑それぞれの人物は何と言ったと考えられるか︑課題1をもとにして答えなさい︒↓  1・2読解 2読解 114︶男  ⑵                     ●活動2 活動 ねらい・準備物・手順・評価規準などを詳しく示しました。32

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