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第一段落(四五・1~四五・9)第二段落(四六・1~四六・15)     ● ●構成展開図●要約2 本文研究大和物語(姨捨)教科書(四五〜四七)日記物語と構成・要約信濃の国の更級に住む男が親を早く亡くし︑親代わりのって︑伯母を山奥へ捨てるように責め︑男もそれに同意した︒伯母をだまして山奥に捨て︑家に戻ったが︑山の上の月を見ると悲しく思われ︑迎えに行って︑再び一緒に暮らすようになった︒それ以降︑この山を姨捨山と呼ぶようになった︒「慰めがたい」というとき︑姨捨山を引き合いに出すのはこのことがいわれである︒︵196字︶信濃の国の更級に住む男=親の死・伯母の老化︒︿男の行動﹀            ・伯母をいいかげんに扱う︒  ・同意︒・伯母をだまして山奥へ行って捨てる︒  ・家へ戻る=悲しみ︒  ・一晩中寝られず︒  ・伯母を連れ戻る︒・これ以降︑この山を姨捨山と呼ぶ︒・「慰めがたい」というとき︑姨捨山を引き合いに出すのはこのことがいわれである︒2本文研究…本文をさまざまな角度から分析・解説しました。っ強たく伯責母めを︑邪男魔もにそ思れっにて同︑意男しにた伯︒母を山奥へ捨ててくるよう伯母が親代わり・妻の︑伯母への憎悪︒ ︿妻の行動﹀・伯母の性悪さを告げ口︒・伯母を山奥へ捨てるよう依頼︒伯母の声上段「構成展開なの図っはたこ」で︒「のこは慰とめ、ががい本たわい文れ」とでのいあ構るう︒と成きを︑姨示捨し山をま引しき合たい。に出発す端・展開・結びなどの文章構成をひとめでご確認いただけます。下段「要約」では、意味段落、形式段落ごとの要約と、本文全体の二〇〇字要約を掲載しました。信濃の国の更級に住む男が親を早く亡くし︑親代わりの伯母と一緒に暮らしていたが︑この男の妻は年老いて腰が曲が月がとても明るい夜︑男は伯母をだまして山奥に捨て︑家に戻ったが︑山の上の月を見ると悲しく思われ︑一晩中寝られず︑歌を詠んだ︒男は伯母を迎えに行って︑再び一緒に暮らすようになった︒それ以降︑この山を姨捨山と呼ぶように   「わが心」の歌︒要約伯母と一緒に暮らしていたが︑男の妻は伯母を邪魔に思                               200字結び展開発端26

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