探求 文学国語 付属教材・資料見本
61/76

三八ページ四〇ページ四一ページ四二ページ四三ページ四四ページ四五ページる経験を各自で一つに絞り、ワークシートに記す。→11 前時に絞り込んだ経験について、各自でワークシートに八百字程度でまとめる。→12 前時と同じグループを作り、1を交換し合い、相互添削をする。→2  1 端末上でワークシートに記入してもよい。グーグルクラスルームやロイロノートなどの双方向授業支援ツールを用いて、個々の意見や回答を共有してもよい。活動の観察およびワークシートの内容で評価する。A 「コトバ」の概念を「言葉」との対比から確実に押さえたうえで、自身の経験に照らし合わせている。B 「コトバ」の概念を「言葉」との対比からおおむね理解したうえで、自身の経験に照らし合わせようとしている。C 「コトバ」と「言葉」との区別が不十分なために、自身の経験にうまく照らし合わせることができていない。A 「コトバ」を感じた経験を文章にまと7【忖度】他人の内心や考えをおしはか7【祈念】(神仏に)願い事がかなうよう7【包含】あるものが、その中に別のも9【律動】ある周期をもって、規則的に4【妥当性】ある物事が適切であるかど6【近似】よくにかよっていること。7【実存】実際にこの世に存在し本て文いるの下8段【随に伴示】おし供たとし重て要つき語従・う慣こと用。表ま現の意味をまとめ、8【象徴】抽象的な事象・概念などを、めることを通じて、自らの言語観を見つめ直し、さらに深めている。B 「コトバ」を感じた経験を文章にまとめることを通じて、自らの言語観を見つめ直している。C 「コトバ」を感じた経験を文章にまとめているものの、自らの言語観についての思索が不十分である。ること。に祈ること。のをつつみこみ、ふくんでいること。繰り返される運動。リズム。う気持ち。うかの度合い。こと。重要語・慣用表現できないこと。8【媒介】二つのものの間にあって、両9【聖典】教義が書き記され、その宗教3【主題】芸術作品における、作者の中6【形而上学】世界の成り立ちや人間の2【*~たりとも】〜であっても。〜で5【不可視】目に見えない、見ることの6【睦む】仲よくする。親しくする。9【営為】人が意識して行うこと。いとそれを想起・連想させる具体的な事物によって表すこと。また、その事物。者をとりもつこと。において特に重要視されている書物。奥義。物事の本質。ての可視的な対象物をあがめ尊ぶこと。り、ときに強く突き動かす言葉の「力」心的な主張内容。テーマ。存在理由など、感覚による認知を超越した事柄を考える、哲学の一分野。さえも。(例)米を一粒たりとも残してはならない。2【悲嘆】かなしみなげくこと。川崎洋﹃ことばの力 伝える﹄(昭56・岩波ジュニア新書)文学評論Ⅰなみ。挨拶など、日々の生活の中で何げなく交わされる言葉の言い回しを見つめ直す中で、人の心を楽しませたり、和らげたを探る。中高生向けの同レーベルにおいて、四十年を超えるロングセラーとなっている。川崎と、「もののふの心」の筆者若松英  輔とは、ともに詩人という共通点がある。詩の実作を通じて研ぎ澄まされた言語観に触れることのできる「次の一冊」として、ぜひ生徒に薦めたい。重要語・慣用表現次の一冊教科書(三八〜四五)第2時限●デジタル(一人一台端末)活用例評価規準  (A・B・Cの三段階評価) ①内容の把握②思索の深化もののふの心――言葉とコトバしゃべる・聞く・慣用表現にた、つ連いれてていはくこ例と文。も掲げました。5915【郷愁】ふるさとや過去を懐かしく思12【高次】次元や水準が高いこと。11【偶像崇拝】神仏を具象するものとし10【真髄】ある物事の中心となる精神や 12【恋慕】(異性を)こいしたうこと。デジタル活用例 一人一台端末におけるデジタル活用例を示しました。   2

元のページ  ../index.html#61

このブックを見る