探求 文学国語 付属教材・資料見本
57/76

芸術家のコトバ  宗教とコトバ  日本のコトバ詩人の使命=言葉にならないうめきの中に秘められた意味を見いだすこと。■ ・言語の姿であるとは限らない。・言葉を超えて出現するうごめく意味、生ける意味そのもの。芸術家たちは言葉の限界を感じ、積極的に捉え直すことでコトバとして表現。                                   ■・■                      ■〜■「古今和歌集」の「仮名序」=コトバの形而上学 ■・■言葉をめぐる営みにはコトバが随伴している。話す、聞く、黙るという営為にも言語の奥にコトバが働く。  詩人は声にならないうめき、見過ごされる悲嘆から離れた場所にいることは許されない。画家  ■色彩と線音楽家 ■旋律と沈黙、驚き彫刻家 ■形舞踏家 ■舞い仏教    ■寺院と仏画、仏像イスラーム ■モスクキリスト教 ■宗教画と教会音楽和歌の本体を成しているものは言葉ではなくコトバ。■ (四二・1~) 芸術家たちはコトバを表現する。■ (四二・5~) それぞれの芸術に応じたコトバがある。■ (四二・8~) コトバは霊性にも訴える。■ (四二・11~) それぞれの宗教にコトバがある。■ (四四・1~) 貫之はあらゆる行為をコトバと認識した。■ (四四・3~) 貫之にとって和歌の言葉はコトバである。■ (四四・8~) 言葉をめぐる営みには言語だけでなく、コ■ (四四・12~) 真実は言葉とは異なる姿をしている。■ (四五・1~) 言葉にならないうめきの中に秘められた意 「古今和歌集」は革命的なものだった。「仮名序」で貫之は言葉にはコトバが随伴している。真実は言葉とは異なる姿をしている。言葉にならない意味を詩人は見いだす。トバが随伴している。味を見いだすことが詩人の使命である。構成・要約「おもう」という営みには複雑な構造がある︒詩人は「おもい」を言葉で表す︒実存と象徴の意味の言葉を「コト芸術も宗教もコトバを表す︒日本の「古今和歌集」の「仮バ」と表記する︒コトバには言葉を超えた世界がある︒名序」を書いた紀貫之は︑あらゆる行為や和歌の言葉はコトバであるとしたと考えられる︒言葉の意味にはコトバが随伴し︑真実とは言葉ではなく︑コトバに込められている︒そのコトバを詩人は見いだすのである︒︵199字︶もののふの心――言葉とコトバ教科書(三八〜四五)文学評論Ⅰ第三段落(四二・15~四四・7)第四段落(四四・8~四五・3)200字要約55  4  3  2結 論とだ上入け段・の「ま展要構す開約成と。・展下結、開段論本図「な文」で要ど全約はの体」、文ので本章二■■■たあ文は構〇 ( ( (。らの、成〇四四四ゆ構意を字三二三る・・・行成ひ味要15105為とを段約~~~を)))コ示め落を 「 「 「ト仮古仮しで、掲バ今名名とま形ご載序和序し」歌」し確式し、の集は和た認段ま冒」日歌本は頭。い落しの革最部言導たごた分初命葉の的。。は歌なコ論もトでのバあだでっるあ。たる。とし

元のページ  ../index.html#57

このブックを見る