探求 文学国語 付属教材・資料見本
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構成展開図 2● 本文研究*四角数字は形式段落番号・私=何にもできない子ども  ・話しかけられてもすぐに答えられない・ほかの子ができることを自分はできない・先生に困った子だと思われている  絶望…これからもずっとこんな感じだろうから、卒園式も晴れがましい気分ではない・私のもとに新しい道具がやってくる         どちらかというと気が重い  理由 汚して、忘れて、最後にはなくすだろうから=マイナス思考の私       ・ある日届いた大きな箱→出てきたのはランドセル         ばかでかい、真四角の空洞→なくさなくてすむ→希望を抱く・ランドセルに全財産を詰め込んでみる→何だって入る2本文研究…本文をさまざまな角度から分析・解説しました。祝はいでときしなてい受、けと取自っ覚たしラ、ン世ド界セにル絶を望きしってかいけたにが、、小小さ学な校希入望学幼稚園児だった私は、ほかの子ができることをなぜか自分を持つようになる。■・■(一六・3~)ほかの子ができることができない私。■〜■(一七・1~)世界に絶望しながら卒園する。■〜■(一七・15~)新しい道具を不安とともに受け取る。■〜■(一八・9~)ランドセルに希望を抱く。ランドセルに全財産を詰め込んで逃げ出せるから絶望する必要はないと思った私は、高学年になるにつれて徐々に友達も増えていき、絶望という言葉が無意味なものとなった。■・■(一九・11~)ランドセルに全財産を詰める。■〜■(二〇・5~)逃げ出せるから大丈夫だと思う。■・■(二一・2~)私を囲む幸せな家族の光景。■〜■(二一・9~)絶望という言葉が無意味なものとなった。大人になった私は、さまざまな経験をして、■大人は実は何にもわかっていない■と感じる。失恋の痛手から立ち直れずにいる。た。■〜■(二二・13~)さまざまな知らなかったことを知った。■〜■(二三・15~)コントロール不可能な恋を失った。構成・要約ランドセル教科書(一六〜二八)小説Ⅱ●要約第一段落(一六・1~一九・10)■(一六・1~)子どもはいろんなことをわかっている。第二段落(一九・11~二二・7)第三段落(二二・8~二五・4)■(二二・8~)大人は何にもわかっていない。■(二二・10~)大人になり知らなかったことを知っていっ■(二四・10~)友人に慰められても立ち直れない。小説Ⅰ■~■幼稚園時代の私■~■卒園後の私■~■ランドセルによって変わり始める私意味段落               42↓                   ↓↓  ↓1   私Ⅱ幼少時の私Ⅰ

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