探求 文学国語 付属教材・資料見本
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二三ページ「参考資料①」参照。1.「山月記」が「人虎伝」を踏まえて書かれたものであることを理解する︒2.「人虎伝」の内容を理解する︒3.二つの作品を比較し︑その違いについて一定の認識に到達する︒【評価の観点】 知︙知識・技能︑話︙話す・聞く能力︑書︙書く能力︑読︙読む能力︑主︙主体的に学習に取り組む態度学習指導計画表*授業時における評価場面を設定する際には︑左記の学習活動から適宜選択されたい︒1.「山月記」は日本の現代文であるが︑「人虎伝」は時空を隔てた漢文である︒音読して訓読の文体を味わい︑正確に現代語訳することが比較の大前提であることを認識させる︒2.「人虎伝」は唐代伝奇小説を源とする作品である︒したがって時代背景や官僚のあり方などについては正確に把握するよう注意させる︒3.二つの作品の表現の違いや取捨に注目させ︑「人虎伝」の書き下し文と「山月記」の文体などの比較にも挑戦させる︒書 名作 者1 出典解説教材について、目安となる配当時数と、時間ごとの「学習目標」「学習活動」「指導上の留意点」を示しました。「学習活動」については、〈導入〉〈展開〉〈まとめ〉に分けてお示ししたうえで、それぞれの学習活動に対して、授業時における評価場面の設定に役立つ【評価の観点】を示しました。授業展開の全体像がつかめます。比較で深める 生は乃ち君等と伍を為さんや〔人虎伝〕教科書(六〇〜六二)1.音読し︑「人虎伝」の冒頭部分に該当する「山月記」の記述部分を確認する︒読2.「人虎伝」を句形や構造に注意して正確に読解する︒知・読3.「人虎伝」の時代背景や李徴の境遇について理解する︒知・読4.二つの作品を比較し︑その表現の違いに注目しながら︑それぞれの李徴像を認識する︒読二三ページ「参考資料①」参照。小説Ⅰ小説Ⅰ小説Ⅱ学習目標〈導入〉〈展開〉〈まとめ〉学習活動指導上の留意点比較で深める…関連する教材との間で読み比べを行うことができる教材について、「比較で深める」ページを設けています。二つの教材の関連性と相違点を把握することなどを通じて、読解を深めることができます。32第1時限比較で深める生は乃ち君等と伍を為さんや学習指導計画表1時間扱い

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