探求 古典探究 ダイジェスト版
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▼「政治と人間」の多様なあり方を捉えよう。ように異なっているか、説明してみよう。ような治世が行われていたと考えられるか、話し合ってみよう。 9バ  1 十八史略 一三ページ参照。太宗の治世の方針はどのようなものだったか、考えてみよう。深める手がかり    1  天下を安定させる君主像は、「不能与君陥難」「路不拾遺」と「以無事取天下」とではどの    2  儒家や道家の理想とする「明君」の条件はそれぞれどのようなものであり、また、現実的にはどの 2 「路不遺、商旅野宿焉。」(一七三・5)から、どのような世の中であったことがわかるか、まとめてみよう。やう 上し曰ハク、「吾わ自ラ為サ詐い、何ヲ以テ責も以テ至誠ヲ治メ天ント やヲ 奢し省キ費ヲ、軽ク徭え薄ク賦ヲ、選用ス廉吏ヲ。使メ民ヲのヅカラ 余リ、自お不ラ為サ盗ヲ。安い用ヰ重ク法ヲ邪や ト。」自よ是こ数路ニ不拾ハ遺チヲ、商旅タルれ シ 7ン       5   ―衣              べ6   ヲ臣      拾   バ シ 8ス ルヲン とメン つはり下ヲ。」或あ請フ重ク法ヲ禁ゼ盗ヲ。上曰ハク、「当ま去リるヒト うヲ づクンゾ 野や宿し焉。ゆくス ント シテ シテ  レ 方まさニ6上 さニ 7徭 8賦 9廉吏 食有ラ年之後、太宗。唐の第二代皇帝。夫役。民に課される労働。租税。清廉潔白な役人。行商人と旅人。下之直ヲ乎や。朕政治と人間演 習1061173 路不拾遺10商旅  リ  シ

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