探求 古典探究 ダイジェスト版
58/68

日本漢文の変遷 9鞭べ声せ暁ニ見ル千兵ノ擁スん い 5リ (山陽詩し鈔せう)たル 過わ河ヲルヲ 62不識庵 3機山 4●声 5粛粛 6大牙 7遺恨 8流星光底 訳流れ星のようにひらめい9長蛇 頼山陽 山陽詩鈔 信し玄げが一騎打ちを演じた。詩は、この学者・歴史家。名は襄の。「山陽」は号。(一五三〇~一五年、第四次川中島合戦で、謙信と武た田だことを謙信の視点から詠じている。~一五七三)の号。た剣の光のもとで。では、信玄を指す。一七八〇~一八三二。江戸時代後期の儒書きつける。戦国時代の武将、上う杉す謙け信し七八)の号。㆒五六一(永え禄ろ4)戦国時代の武将、武田信玄(一五二一馬に当てるむちの音。ここでは、静かなさま。将軍の旗。残念。無念。残忍で欲深いものの形容。ここ八巻。頼山陽の漢詩集。遺恨ナ十流8 星    7          4粛   12きん 3んんけえぎんいくん粛夜大牙ヲ年磨キ一剣ヲ光底ニ逸ス長蛇ヲんヲ図ニ頼らい山さん陽やう題ス不ふ 識し 庵あ 撃ぼる日本の漢文ツノ機き 山ざ創作の変遷を辿れる中世~近代の日本漢詩4編と、「日本外史」からの1編を採録。同じ「川中島の戦い」を取り上げた漢詩と史伝とで読み比べる学習もできます。教科書38・42ページ3856川中島合戦図屛びょう風ぶ1題 

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る