探求 古典探究 ダイジェスト版
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式伊い部勢せ︶物語も枕っ草て子古︵清せ典少し三納な大言ご随︶筆一と〇〇称〇し年て頃いる︒枕草子︵清せ少し納な言ご︶一〇〇〇年頃﹁方源げ丈氏じ記物︵語鴨か﹂長ちと並明めぶ︶平一安二文一学二の年代表作︒約三方丈記︵鴨か長ち明め︶一二一二年徒然草︵兼け好こ法ほ師し︶一三三一年頃②後ご撰せ和歌集①古こ今き和歌集③拾し遺い和歌集⑤金き葉よ和歌集⑦千せ載ざ和歌集⑥詞し花か和歌集古今和歌集仮名序(紀貫之)九〇五年奈良・平安・鎌倉の各時代を集﹂﹁古今和歌代表する﹁万ま葉よ歌集﹂の三つを集﹂﹁新古今和合わせ︑︿三大歌集﹀と呼ぶ︒源氏物語玉の小おぐし(本居宣長)一七九九年一二〇〇年頃最初の評論書︒物語論を中心に︑紫式部・清少納言などの女性文学者についても批評する︒学問・思想などについての見解を述べた書︒ことを説いた注釈書︒﹁源氏物語﹂の本質が﹁もののあはれ﹂にある能楽論︒﹁花﹂を能の最高の理念とした︒浄瑠璃への近松門も左ざ衛え門もの芸術観がうかがえる︒文学史的観点からの学習 筆和歌・俳諧古文ジャンル解説古文説ジ話ャンル解説ょう竹た取と物語ょう落お窪く物語ゅう竹た取と物源語氏物語︵紫つつみ落お窪く物夜よ語の寝ね覚ざめ︵菅す原わらの平へ孝たいか中ち標すゅえうの物女む語?︶浜は松ま中納言物語︵菅原孝標女?︶ものゅうたちばなのゅうろもつつみゅう十じ二に訓き﨟ろ抄う左ざ︵衛え六ろ門も波は入羅ら道?︶夜よの寝ね覚ざめ︵菅す原わ孝た標す女む?︶浜は松ま中納言物語︵菅原孝標女?︶たちばなのゅうろも成な季す︶蜻か親げ王蛉ろうと日の記︵恋藤ふを三原わ人道み称綱つで母は物︶語風に記すむらさき更さ親王級しと日の記︵恋菅すを三原わ人孝た称標すで物女む語︶風に記す更さ級し日記︵菅す原わ孝た標す女む︶らの伊い勢せ物語がみゅう栄え花が物語 批平判安も中︒期人︒物藤ふ中原わ心の道み紀長な伝の体栄︒華をたがみらのょう平へ中ち物語今いゅうむらさきがみ鏡か大おすめがみがみ鏡か ま批平鎌で判安倉十も後初三︒期期代人︒︒百物藤神じ四中原武む十心氏天六のの皇年紀繁~間伝栄仁に︒体を明み紀︒描伝天く体が皇︒︑四し鏡きょう鏡かょう今いゅうむらさきみなもとのにのすめがみ鏡か鏡か 平ま安で末五期十︒四後ご代一い︒編条じ年天体皇︒~高倉天皇水み増まらのえのすめ水みがみ鏡か みなもとの頼よ国く女む?︶にのすめがみ増ま鏡か ょうらのなのゅうょうものょうらのなのゅうょうものらのえのすめょうらのえのすめょうょうょうゅうまと俊とし頼より髄ずい脳のう(源俊頼)一一一〇年頃ょう無む名み抄しょう(鴨長明)一二一〇年頃去きょ来らい抄しょう(去来)一七〇〇年頃ょう三さん冊ぞう子し(土と芳ほ)一七〇二年無む名み草ぞ子しょう玉た勝か間ま(本居宣長)一七九三年起筆風ふ姿し花か伝でん(世ぜ阿あ弥み)一四〇〇年難なわ波土みげ産(穂ほ積づ以い貫か)一七三八年◇平安説三さ話宝ぼ集絵え詞このとば︵系みな源譜もとの為ため憲のり︶わる話が主流の仏教説話と︑民衆生活の諸相︿を仏記教し説話た﹀世俗説話︿世と俗に説分話類﹀される︒要合素戦もを取中り心入とれ軍しなてが︑ら記あ叙る事歴的史にを描説い話た的作品をいう︒武士が活躍する動乱の時代で◇主保要元な物語軍記作品三さ宝ぼう絵え一詞こ千とば余︵編みな源収もと録の為たのめ憲の最り︶大の説話集発ほ心し集︵今こ鴨かんも昔じのゃ長ちくょ物う明め語い︶集宇う治じ拾し遺い物語撰せ集じゅう一抄千余編収録の十じ最っ二に訓き大﨟ろん抄うの左ざ︵説衛え六ろ話門も波は集入羅ら道?︶発ほ心し集︵鴨か長ちょう明めい︶宇う治じ拾し︵遺い物橘語成な季す︶撰せ集じ抄太た平へ記︵小こ島じま法師?︶太た平へ記︵小こ島じま法師?︶いいいい 軍がならかのぬがえねえねのぬならきず紫じちはかじうげちは ううんいううんいんいんいいんんい 日記随んきゃきゃんんっくんんっりえんょんんょんんっくんりえんうん りけぼちるんまがつま源りつまかる源がりちけぼまり  いすずすまずおいちんんんいんいまちじちがおい じちが6んんんんういんん んう  う評うつまみやにんんんう57︿日仏本教霊り説今こ話異いん﹀昔じ記 ゃ︵く 物景き ょ語う 戒か集い︶日本霊り異い記︵景きょう戒かい︶うつほ物堤語中ち納な言ご物語大やと和物語と堤り中ちかへ納なば言ごや物物語語とりかへばや物語平治物語陸奥話記保元物語式部日記︵紫式部︶︿世俗説話﹀︿作り物語﹀     ︿歌物語﹀ ︵橘土佐から京まで五十五日間の旅日記平家一門の盛衰を和漢混交文で描く前九年の役を描く平家一門の盛衰を和漢混交文で描く建武の中興︑南北朝の対立などここには︑古文編で扱う作品の属する各ジャンルについて概略をまとめ知ることによって︑作品への理解を深めることができよう︒た︒学習の際︑ジャンル内の流れを把握しその作品の文学史上の位置をここには︑古文編で扱う作品の属する各ジャンルについて概略をまとめ◇平安期の物語の系譜ばれる二系列があったが︑これらをはじ◇平安うつ期ほの物物語語の系大や譜と和物語ま日た記故は実元先来例︑を日宮伝廷え貴る記族たがめ備︑忘日の々た漢め文︑での仮日名記文は字元の来発︑明宮と廷和貴文族体がの備発忘達のにたよめり︑︑記した記録であった︒しかし︑中古初期の﹁土と佐さ日記﹂であり︑続いて平安女流なく回土佐想日記記に︵紀近貫い之︶︶が次々に書かれた︒◇日記平と安通期称のされ主る要作な品日群︵記明作確品な日付は◇平蜻か安蛉ろ期日記の︵藤ふ主原わ要道みな綱つ日母は︶記作品が栄えあ花がる物語︒平安中期︒藤ふ原わ道み長なの栄華をたたえる︒時代順の編年体︒◇大お主鏡かな歴平安史後物期︒語藤原氏の繁栄を描くが︑平た安え末る期︒︒時後ご代一い順条じの天編皇年~体高︒倉天皇式部頼よ︶国く女む?︶まで五十四代︒編年体︒天皇まで十五代︒編年体︒南北朝前期︒後ご鳥と羽ば天皇~後ご醍だ醐ご﹁源げ氏じ物語﹂と並ぶ平安文学の代表作︒約三◇百古段は典︑三類る聚じ大的随章筆段︑随想的章段︑日記的章段に大別される︒を表す︒徒序︑然天草︵変兼け地好こ異法ほの師し体︶験一︑三閑三居一の年叙頃述と︑整然は﹁枕草子﹂に似るが基調は無常観︒序段と二百四十三段から成り︑広い見聞とは﹁枕草子﹂に似るが基調は無常観︒豊かな思索で随筆文学の典型を成す︒形式に貴生族ま階れ級たが︑歴衰歴退史史し上物てのき人語た物平や安出時来代事後な期どを仮名で物語風に叙述したものを歴史物語貴と族い階う級︒が藤衰原退氏しのて過き去たの平栄安光時を代懐後古期す語という︒藤原氏の過去の栄光を懐古すく体に験随した・がっ感て想自・随由見に聞書な筆きどつをづ︑っ筆たの散お文もむをいう︒文学史上最初の随筆は︑中古中期︵日本︶の歌﹂の意︒上代には種々あっ和歌とは︑漢詩︵唐から歌うた︶に対する﹁和や採る︒勅撰和歌集は二十一あるが︑八番また俳諧は︑近世では多く連句を指す目までが重視され︿八代集﹀と呼ばれた︒が︑広義には発句・俳文などまで含めた総称として用いられる︒◇勅撰和歌集の系譜◇俳諧紀行文●歌論和歌の隆盛や多様化に伴い︑和歌そのものに関する研究も盛んになった︒和歌自体のありようを論じたもの︑個々の歌について評したものなど︑多彩な歌論が存在する︒◇主要な歌論●俳論俳諧は江戸時代に栄え︑諸派それぞれが俳諧を文芸として確立し︑弟子たちがに異なる理念があった︒やがて松尾芭蕉◇芭蕉の弟子たちの俳論師の理念を受け継いだ俳論をのこした︒日本人による最初の文学論︒和歌説話や伝承も多く収めた︑作歌の手引き書︒説話的︑随筆的要素を持つ歌論書︒俳諧の本質などについての芭蕉の言葉を記す︒﹁不易流行﹂など︑蕉風俳諧の本質を伝える︒文学が︑物語・日記・随筆など︑多彩●人物論・物語論・能楽論・浄瑠璃論な広がりを見せるようになると︑作品にいう形でその作者に対しても及んだ︒江対する研究が進んだ︒論評は︑人物論と戸時代中期には︑古典文学を研究するこ 能や浄瑠璃についても︑芸術としてのはじめ︑多くの評論や注釈書を著した︒理念を解説した優れた評論が書かれた︒◇主要な人物論・物語論◇能楽論・浄瑠璃論鎌倉平安平将門家物記語室町室町鎌倉平平建武治家の物物中語語興︑南北朝の対立など1000年和い宮兼か紫ず家い廷み泉の生式し式き妻活部ぶ部との日日し記記記て録︵︵のと和紫苦鋭泉式悩い式部と女部︶道房︶綱評へなのど愛1000年和い土土兼か家い佐み泉佐のか式し日妻ら部ぶ記︵と京日紀しま記貫てで︵之の五和︶苦十泉悩五式と日部道間︶綱のへ旅の日愛記豊を表かすな︒思索で随筆文学の典型を成す︒形式序と段しとた二構百成四を十持三つ︒段和か漢ら混成交り︑文広体いで見無聞常と観と章段しにた大構別成さをれ持るつ︒︒和漢混交文体で無常観百序︑段は天︑変類る地聚じ異の的体章験段︑︑閑随居想の的叙章述段と︑︑日整記然的鎌倉⑧新し古こ今き和歌集平安④後拾遺和歌集三代集八代集1100年讃さ少女岐き時典す代侍けか日ら記お︵よ藤そ原四長ち十子し年︶間の回想1100年讃さ宮少むら廷女岐きさき生時典す活代侍けのか日記ら記録お︵とよ藤鋭そ原い四長ち女十子し房年︶評間なのど回想江戸奥の細道︵松尾芭ば蕉し︶鎌倉沙し石せ集︵無む住じゅう︶1100年1100年ま南鎌天で皇北倉十ま朝初三で前期代十期︒百五︒神じ四代後ご武む十︒鳥と天六編羽ば皇年年天~間体皇仁に︒︒~明み紀後ご伝天醍だ体皇醐ご︒四し鏡きょう鎌倉沙し石せ集︵無む住じゅう︶平安1000年1000年「説話/物語/歴史物語/軍記/日記/随筆/和歌・俳諧/評論」といった、掲載作品の属する主要ジャンルについて、巻頭で確認することが可能です。教科書巻頭5-732 記 論語作平安﹂﹁と平へ将陸い奥門家けほ話記物ぼ記語同 ﹂じ前が頃九年そにののは役形︑をを軍描く整記え物て語くのる代︒表◇ああ話話あ品作語記記っを﹁﹂りりす主﹂﹂たい平へと︑︑で要い家けとと中うほ中中にないい物世︒ぼ世世中軍っっ語を武同前前古たた﹂代士じ記期期の漢漢が表が頃のの中作文文そす活に﹁﹁期品体体のる躍は保ほ保ほ︑﹁ううのの形すジ︑元げ元げんん将し先先をるャ軍物物ょう駆駆整動ン記語語門もん的的え乱ル物﹂﹂記﹁﹁ななてので語﹂平へ平へ﹁作作く時あのいい陸む治じ治じ品品る代る代がが︒で︒物表奥つ物あ日な日る記く記主文回と題学想通のが記称も誕さにと生れ近にすいる作る︶作者︒が品のそ次群内の々︵面最に明を初書確表がかな現紀きれ日のすた付貫つらるは︒之ゆきのの﹁仮土と名文佐さ字日の記発﹂明でとあ和り文︑体続のい発て達平に安よ女り流︑﹁﹁◇ののいくもしし丈じ丈じ枕ま枕まょょう体ったたにくくううちち古記き記きらら︒験て姿姿のの随しょょ典﹂﹂草そ草そた文・﹁﹁古ををがううううっ子し子し三学感徒つ徒つ典示示どどれれて﹂﹂大史想然づ然づ三ししれれ自一一でで上・草ぐ大草ぐてて随ささ︑︑由〇〇最見﹂随﹂いい筆早早に〇〇初聞が筆がるるくく書のな書書と︒︒〇〇ももき随ど称かか続続年年随随つ筆をれしれくく頃頃筆筆づは︑︑て︑中中にに文文っ︑筆こいこ世世成成学学た中のるののにに立立のの散古お︒三三ははしし完完文中も作作﹁﹁期たたむををを成成方ほ方ほうう学とでが日興本り独︑自本もとの居おり思宣のり想長なが・は文︑﹁化古こを事じ追記き究伝す﹂る国を あ要っ素合すたも戦で中取をに世り中中を心入古代れとの表なし中すがて期るら︑︑﹁ジ叙あ将しャ事るょうン的歴門もんル史に記でを描﹂﹁あ説い陸むる話た︒的作奥つ日あ記ま記るした文主た故学題記実がの録先誕もで例生とあをすにっ伝る作たえ︒者︒るそのしたの内かめ最面し︑初を︑日が表中々紀き現古漢のす文初貫つらるで期之ゆき主た歌流体ともな︑りや︑が勅ちょてく撰せ短ん和歌歌︵集五も七ほ五ぼ七短七歌︶がを古こ今こ著ち聞も集じ狭さ衣ご物語︵源狭さ氏衣ご物物語語︵︵ん紫古こ今こ著ち聞も集じ◇いう説︒話内集容の上か系ら譜大きくは︑信仰にまつめ諸て相︑を事記実しとたし世て俗民説間話にと伝に承分さ類れさたれ話るを︒めいわ広広てうる義義︑︒話にに事内がはは実容主伝伝と上流説説しかの説・・てら仏神神民大教話話間き説 話・・にく話昔昔伝はと話話承︑︑ななさ信民どどれ仰衆ををたに生もも話ま活含含をつの学め史先上行︿の文作り傑学物作の語﹁成﹀源げ果んを氏じみ物ご語︿と﹂歌物には語生誕﹀か生しし︑た文︒っ学めて史先発表上行生さの文当れ傑学初た作の︿読﹁成作み源げ果りん物を氏じ物とみ物語しご語﹀︿てと﹂歌のには物話生誕語をか生﹀指ししとす︑た呼︒文︒的ばにれはる主二に系中列古が・あ中っ世たをが中︑心こにれ文ら字をにはよじ的っ本本にて発来来は表生はは主さ当口口にれ初承承中た︿のの古読作物類類・みりいい中物物をを世と語 語ももをし﹀︿含含中て歌むむ心の物ががに話語︑︑文を﹀文文字指と学学にす呼史史よ︒◇る作主品なや歴︑史摂関物政語治を批判する作品などをが仮あ名るで︒物語風に叙述したものを歴史物にる生作ま品れやた︑︑摂歴関史政上治のを人批物判やす出る来作事品ななどど知た︒る物こ学と習にの語よ際っ︑てジ︑ャ作ン品ルへ内のの流理解れをを深把め握るしこそとのが作歴で品史きのよ文物学う︒史語上の位置を

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