探求 古典探究 ダイジェスト版
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文法学習①(Ⅰ部「随文筆Ⅰ法」問題)徒つ然づ草ぐ 兼けれれさん う  5まりのんうふよずらんげ  2せとみるき1せと12ういぶり兼好法師(伝狩かう野探た幽ゆ筆)1あだし野 今の京都市右京区嵯さ峨が野のの2鳥部山 4か蝣ろげはろ朝あふにの生夕まべれをて待暮ちれ 「に死淮えす南な。」と子じ」に「あ蜉かる。5蛄こ夏はの春蟬秋のを春知秋らをず知。ら」とぬあ 「る荘そ。「子じ蟪」に「蛄」は蟪け、6つくづくと しみじみと。 「 何に「飽かず、」、何を「惜し」と思うのか。奥にあった墓地。南にあった火葬場。住み通す習わし。成虫の寿命は数時間と短く、はかないもののたとえに用いられる。夏蟬。だに」の意味を確認してみよう。今の京都市東山区の清き水み寺での2鳥と部べ山やの煙け立ち去らでのみ、*もののあはれもなからむ。*世は定めなきこそ、いみじけれ。命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。か4げろふの夕べを待ち、夏5の蟬せの春は秋あを知らぬもあるぞかし。つ6くづくと一ひ年とを暮らすほどだにも、*こよなう*のどけしや。2*飽かず、惜しと思はば、千ち年とを過ぐすとも、一ひ夜よの夢の心地こそせめ。あ1だし野の露消ゆるときなく、住3み果つる*習ひならば、いかに好か法師あだし野の露消ゆるときなくした1▼▼巻巻頭末67古鳥文瞰ジ文ャ学ン史ル解説3「住▼か参みげ果考ろつ ふる巻」は頭習ひ、2「 と京ん訳都こぼ付のに近世似地2| 時代ポインターのた図限昆」り虫作品がいつの時代に成立したものまでで、なのか、意識しながら学習することで、理解がより深まります。1|巻頭・巻末への参照教科書16ページ1614授業で扱う作品の文学史上の位置づけや、該当ジャンルの概要が、別ページで確認できます。

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