今までに出会った本の中から、これまでの自分の人生に影響を与えた一冊を選び、その本をクラスに紹介するためのスピーチ原稿を書いて、発表してみよう。自分の読んだ本を誰かに読んでほしいと思うことがある。しかし、具体的に説明しなければ、その魅力は十分に伝わらない。そこで、ほかの人にも興味を持ってもらえるように、工夫を凝らして、本の紹介をしてみよう。活動のプロセス1 ▼書く本を紹介する紹介文を作成する【表現】4この小説の文体にはどのような特徴があるか、音読して考えてみよう。角田光代 一九六七（昭和42）年～。小説家。神奈川県生まれ。現代に生きる若者や家族の姿を細やかに描き出し、共感を得る。小説のほか、エッセイや児童文学でも活躍している。主な作品に「キッドナップ・ツアー」「空中庭園」「対岸の彼女」「八日目の蟬せみ」などがある。本文は「Presents」（ ▼筆者の本薦めのる魅本力をを実際的に確手にに伝取りえ、、読書の幅を広げよう。二〇〇五年刊）によった。＊ ほかにも伝えたいことがあれば、自由にメモする。 課 題小説Ⅰ次の一冊 角田光代「ポケットに物語を入れて」▼ 本の魅力が的確に伝わるように、話の組み立て方を① 聞き手に本の内容をイメージしてもらうために、あらす▼紹介者の発表を聞き、自分の読書の幅を広げる。じや印象的な出来事、言葉などを書き出す。②本について自分が特に伝えたいことをメモにまとめる。・本を読んだきっかけ・感動した点、おもしろかった点、ためになった点・自分の体験との類似点や相違点・本を読んで自分が変わったこと 考える。ただし、全部は伝えられないので、一、二点に絞る。読書の輪を広げる学習のねらい活動における発展的な項目には、段階的なステップを踏むことで着実に取り組むことができるよう配慮しました。29 活動のプロセス１ 本を紹介する 7 ・ 1
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