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+〈知〉の深化 〈小説〉江國香織                               赤坂憲雄+〈知〉の深化 〈小説〉宮沢賢治 岡田暁生黒崎政男+石黒浩大山顕山極寿一丸山真男高階秀爾村田沙耶香 長谷川眞理子 鷲田清一大庭健竹内敏晴藤原新也気持ちよさという罪 [2090字]チンパンジーは「おせっかい」をしない [3070字]いのちは誰のものか? [1840字]動物の信号と人間の言語 [3590字]行動としての話し言葉 [3680字]イスラム感覚 [3470字]晴れた空の下で [4630字] 木を伐る人/植える人 [3820字]芸術も科学も「別世界」を見せる [3130字]ロボットは心を持つか [3220字]ドローン兵器とSNS [4370字]暴力はどこからきたか [4680字]「である」ことと「する」こと [6300字]オブジェとイマージュ [3850字]なめとこ山の熊 [7400字]〔参考〕そもそも心とは何か 私は受容に見せかけたラベリングのことを、多様性と勘違いしていた――気鋭の現代作家が、他者を受け入れる難しさと重みを問う。ヒトという動物を繁栄させている要因は「認知的共感」にある。チンパンジーとの対比でヒトのコミュニケーションの特質を論じる。身体や生命は、決して自分だけのものではない。他の身体との交わりから、からだやいのちとは誰のものかを考える評論。「わし」は、現実世界と記憶の世界の行き来を通じて、婆さんとともに生きている――小説の読解を踏まえ、評論「いのちは誰のものか?」の「ともに生きる」というテーマの内容理解を深める。人間の言語は、指示対象とは区別される意味を持つ。人間と動物の違いからコミュニケーションについて論じた評論。話し言葉は、本来、人が人に全身で働きかけるものであるべきだ。話し言葉を「行動」として捉え、その本質について考える評論。イスラム教は規範に乏しい砂漠の中で人間の理性が編んだ戒律を規範としている。国際的な視野から日本文化を論じた評論。〈木を伐る人〉と〈木を植える人〉を、対峙の構図でなく不可分の存在として捉えるべきだ。自然と人間の関係を見つめ直す評論。熊捕りの名人である小十郎は生計を立てるために熊を殺し、一方で熊とともに生きた――小説の読解を踏まえ、評論「木を伐る人/植える人」の「人と自然をつなぐ」というテーマの内容理解を深める。芸術は科学であり科学は芸術である。「別世界」への道を開くには、亀裂と跳躍を必要とする。芸術や科学の持つ魔術性を述べた評論。ロボットの心は私たちが投げ入れた私たちの心にすぎない。それでは、人間の心とはどういうものか。「心」の問題に鋭く迫る評論。心とは、感情とは、主観的な現象であり、ロボットでも十分に再現可能なものだ――ロボット研究の第一人者の文章を参考に、評論「ロボットは心を持つか」の内容理解を深める。以前の写真はあまり人に見られなかったが、SNSにより反応が写真行為の重要な一部となった。情報機器の浸透を考える写真論。現代では国家や民族という幻想の共同体が人々の心に宿り、苛烈な戦争が起こる。暴力の起源を考察し人間存在の根本に迫る評論。権利や自由や民主主義は、「する」論理に基づく不断の努力によって保持される。「思想」の変遷を学び、近代について考える評論。触覚的な「オブジェ」に対し「イマージュ」は視覚的なもので、人間の感覚的喜びの源泉である。人間の知覚の領域を考察した評論。『探求論理国語』題材紹介 『探求論理国語』 のご案内〈知〉のコミュニティへ評論 (教材数22本+〈知〉の深化3本筆者数22)      08

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