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! 00➡ ういうう00くいいくいいのいんんんうかま みれ例        !李徴の自称で、「自分」と「おれ」はどのように使い分けられているか、まとめてみよう。るだろう。」(五一・8)とあるが、それはなぜか。「しあわせ」に傍点が付されていることに注意して説明してみよう。8)とあるが、それぞれどういう心のことか、説明してみよう。うものか、李徴の詩に対する袁傪の感想を手がかりにしてまとめてみよう。本文中から「月」に関する表現を抜き出し、それらが作品の内容とどのように関わっているか、教科書58ページよう。たるのが、各人の性情だという。」(五四・12)とあるが、それぞれ自分の場合を顧みて、自分の中の「猛獣」とは何か、考えてみよう。活動のプロセス2「古典作品を翻案する」(六三ページ) 2ょうょうなは山月記中な島じつし 敦あょうゃく刻ことなり、肉落ち骨秀で、眼光のみいたずらに10炯け々けとして、かつて進士に登11第した頃のょう豊ほ頰きの美少年の面影は、どこに求めようもない。数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣1隴ろ西せの李り徴ちは博学2才さ穎え、天3宝の末年、若くして名を4虎こ榜ぼに連ね、次いで江5南尉に補せられたが、性、6狷け介か、自ら恃たむところすこぶる厚く、賤せ吏り*に甘んずる*を潔しとし活活な動動かののププロロセセ4スス虎合2 2 格榜 者(▼▼進書書士くく)の姓名をった。*いくばくもなく官を退いた後は、故7山、8虢か略りに帰き臥がし、人と交わりを絶って、ひたすら詩作にふけった。下吏となって長く膝を俗悪な大官の前に屈するよりは、   課 課詩  題題家と今今ままでで読読んん行でで政きき区たた画古古。典典長江作作中品品下のの流中中かからら一一つつをを選選びび、、現現しての名を死後百年に残そうとしたのである。しかし、文名は容易に揚がらず、代代生のの活作作は品品とと5ししてて書書安きき・直直税しし務等ててをみみ担よよ当ううす。。る日を追うて苦しくなる。李徴はようやく焦燥に駆られてきた。この頃からその容貌も古古9典典峭しょ作作う品品をを題題材材官にに。ししてて、、そそのの主主題題やや世世界界観観をを損損ななわわずずにに、、食のためについに*節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。学学習習ののねね8らら虢名いい略。 一方、これ説は、明己しのて詩み業よにう半ば。絶望したためでもある。かつての同輩はす63 活動のプロセス2 古典作品を翻案する63 活動のプロセス2 古典作品を翻案するで64にはる▼▼か 題 題高材材とと10すするる9古古峭ま典典。刻をを 現現代代語語訳訳もも参参考考ににししてて理理解解すするる。。【こ発と展が】、7往年「の人俊間才李は徴誰ので自も尊猛心を獣い使かいにで傷あつけりた、かそはの、猛想像獣にに難当くない。彼は12怏お▼▼々お 古 古と典典のの作作品品世世界界をを読読みみ手手にに効効果果的的にに伝伝ええらられれるるよようう、、うののう新新ししささをを11出出登すす第かか をを試考考験にええ合るる格。。する1地隴名西 。2才穎 3天宝 5江南尉 六二ページ「中国参考地図」甘粛省東南部のれていること。才能が抜群に優唐代の玄げ宗そ皇帝四二年~七五六年。時代の最後の年号。七官吏登用試験の記した札。江南道(唐代のの南側)にある県の、治かたくなで、他んでいた土地。河南省西部の地厳しく険しいさこと。・ 誰からの視点で書くのかを決め、冒頭から末尾まで変* 主人公の心理を細かく描写したいときは一人称を、 ・ 登場人物の「内的要素」(年齢・性別・性格など)と、 ・ 登場人物がどのように動くのかを想像しながら、あら・ ドラマを作るように、話の展開に応じていくつかの場・ 生き生きと情景を伝えるために、日常を描いた作品で・ ②で設定した人物像と、作中での言動とが矛盾しない 訳 訳ああままりりのの不不思思議議ささににふふとと我我がが身身をを顧顧みみるるとと、、いいつつ▼参考 小説コラム1(五九ページ)中島敦 一古典作品を題材として翻案作品を書いたり、九〇九(グループで同じ題材を書き継いで一つの作品をつくるなど、明治42多様な言語活動を〈活動のプロセス〉としてご用意しています。)年~一九四二(昭和17)年。小説家。東京都生まれ。豊かな漢学の素養を背景に、人間の存在にまつわる問題を格調高い文体で描き、最晩年に発表した「山月記」「文字禍」の二編で注目された。主な作品に「弟てい子し」「李り陵り」「名人伝」などがある。本文は「中島敦全集」(一九七六年刊)によった。 万ま城き目め学まなぶ「悟ご浄じ出しゅっ立たつ」 ▼中島敦「わが西遊記」へのオマージュ。典拠の作品とあわせて読もう。比較で深める「生わは乃すち君き等らと伍ごを為なさんや〔人虎伝〕」(六〇ページ)▼参考 「夢応の鯉魚」の翻案「お前は来世、何になりたい?」「いや、僕は野良猫一択だね」「そりゃあ、億万長者だろ!」目の前のぱんぱんに荷物がつまった黒いランドセルに向かって、自由に気ままに生きるあいつらが心の中で答えてみた。今の僕には羨ましい。猫のように何にもとらわれることなく、のんびりと過ごせたら、どんなにいいだろうか。そんなことを考えながら、一人一今にも雨が降りそうな曇り空の下、直線に家に帰った。家の前に止めてある車の上に猫り出して、そっと近づいて写真をがいた。スマホをポケットから取撮った。そのとき、ゴツン。鉄の塊がコンクリートに落ちる鈍い音がした。文章の書き方学習の手引き小説Ⅱ次の一冊活動▼書く が 今「ま山で月記読」んにでき用いたた古典翻案作品の手の法中かをら参考一つにをし選ながびら、作、者現代の作品として書き直してみよう。小説Ⅱ①題材の設定②表現の工夫ティーを高める。▼会話を使ってリアリかれていた状況や心▼変身前に主人公が置現する。情を、独白として表▼事件(出来事)のきっかけは具体的に書く。①視点を定めるえないようにする。  事の成り行きを客観的に語りたいときは三人称を用②登場人物の設定を決めるいると書きやすい。「外的要素」(職業・居住地・家族構成・来歴など)とをそれぞれ設定し、人物像を造形する。③プロットを作るすじを立てる。面に分け、作品全体の設計図(プロット)を作る。④リアリティー(本当らしさ)の追求あっても、非日常を描いた空想的な作品であっても、本当にあったことのように書く。ようにする。ろろここれれいいせせううええうう46    ううょょええららききりり思思ははでで、、尾尾をを振振りり、、鰭ひ鰭ひをを動動かかししてて心心ののままままににままにに鱗う鱗う金金光光をを備備へへてて一一つつのの鯉鯉魚魚とと化化ししぬぬ。。ああややししとともも……不不思思議議ののああままりりににおおののがが身身ををかかへへりり見見れればば、、いいつつのの遥遥すす。。……「おれの空費された過去」(五五・9)とはどうい「我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」(五四・「おそらく、その方が、おれはしあわせになれ教科書46ページ【位表に現進】み6、彼がこ昔の、作鈍品物をと音して読*歯し牙、に漢も語掛的けなリかズっムたをそ味の連わ中っのて下み命を拝さねばならぬ   1 1古古典典をを読読みみ解解きき、、新新ししいい作作品品ののテテーーママをを決決めめるる((ああららすすじじ))三み三み井い井い寺で寺でにに、、夢夢でで見見たた魚魚のの絵絵をを描描くくここととをを得得古古典典をを題題材材ととししてて、、新新ししいい作作品品をを書書くく古古典典作作品品をを翻翻案案すするるポイント小小説説ⅡⅡががらら内内容容をを読読みみ取取るる小説。。Ⅱ  例例  思思いいががけけなないいここととにに遭遭遇遇ししたたととききのの人人間間のの心心▼▼ 古 古典典のの持持ちち10味味炯をを々生生 かか鋭ししく光つつるつつさ、、まどど。ののよよううにに作作品品ととししてて①① 題 題材材ととすするる古古典典作作品品をを選選びび、、現現代代語語訳訳ななどどもも参参考考ににししなな理理をを書書きき込込んんでで7、、故新新山しし いい故郷作作。品品かににつリリてメメ住イイククししててみみよようう。。背背景景やや設設定定をを現現6代代狷人ににと介置置協 きき調し換換なええい、、こそそとここ。にに情情景景やや登登場場人人物物のの心心構構成成やや表表現現をを工工夫夫すするる。。  ーーママをを決決めめるる。。②② 古 古典典作作品品かからら読読みみ取取っったたここととををももととにに、、新新ししいい作作品品ののテテ  夢夢にに神神のの使使いいがが現現れれ、、金金色色のの鯉こ鯉このの服服をを授授けけらられれるる。。振振りりひひれれをを動動かかししてて自自由由にに泳泳ぎぎ回回っったた。。のの鯉鯉とと化化ししてていいたた。。そそれれをを不不思思議議とともも思思わわずず、、尾尾ををのの間間ににかか鱗鱗のの服服をを着着てておおりり、、金金のの光光をを発発ししてて、、一一匹匹題題材材例例「「夢む夢む応お応おのの鯉り鯉り魚ぎ魚ぎ」」((上う上う田だ田だ秋あ秋あ成な成な「「雨雨月月物物語語」」))よよりり意意ととすするる僧僧ががいいたた。。病病でで生生死死のの境境ををささ迷迷っってていいたたとときき、、37三段組を効果的に用いて、上段には活動の具体例を、中段には注目すべきポイントを示しました。教科書63-64ページ下段には、活動に取り組む際の手順を示しました。段階的なステップを踏むことによって、着実に言語活動を進めることができます。活動のプロセス

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