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大岡昇平宮脇俊三茨木のり子若松英輔松浦寿輝富岡多惠子野崎歓内田樹平野啓一郎谷崎潤一郎萩原朔太郎 宮沢賢治  中原中也  吉原幸子  草野心平         谷川俊太郎穂村弘    靴の話 [5110字]米坂線109列車 [6510字]根府川の海もののふの心   餓鬼道としての詩 [2310字]詩人のふるさと [3440字]「サヨナラ」ダケガ人生ダ [2150字]参加する観客   言葉とコトバ [3100字] 映画の「意味」 [4550字]自分を解釈してもらう喜び [2010字]客ぎらい [1870字]天景・猫永訣の朝サーカスふと〈詩人・草野心平からの贈り物〉春殖・冬眠・富士山(作品第拾壱)・アイスクリーム・猛烈な天●(巨きなピリオド)麦わら帽子のへこみ [1990字]短歌八首  俳句八句  短歌  寺山修司十首  俳句  虹の俳句七句収容所で足に合う靴を得た私は僚友の靴を地中に埋めたが、それはすぐに持ち去られた。従軍時の深刻な「事実」を克明に描く小説。昭和二十年八月十五日正午、日本の汽車は時刻表どおりに走っていた  疎開先での私の体験と記憶を当時の時刻表とともにたどる。あふれるような青春のときが戦争の時期と重なった私は、八年の歳月を経て、根府川の海に語りかける。戦争の重みを伝える作品。詩人は、何者かから言葉を託される預言者でなくてはならない谷川俊太郎の作品などの引用を通じ、言葉をめぐる営みを考える。内田百閒の「餓鬼道肴蔬目録」は、紛れもなく詩そのものである願の呪文としての性格を帯びた、詩人の言葉の力を述べた文章。詩の若書きは、表現の対象も方法もわからないまま出現し、詩人には重荷ともなる。犀星の詩作を例に表現行為の本質に迫る評論。翻訳とは創作的な営みである  井伏鱒二の自由大胆な訳詩を例に、翻訳の持つ豊かな可能性について述べた評論。映画の「意味」の形成には観客が主体的に参加している  映画の本質をテクスト論の観点から読み解く評論。                    祈          詩            戦争と人間(教材数3本文学評論(教材数5本作者数3)筆者数5)随想(教材数2本オーダーメイドの喜びとは、自分を解釈してもらう喜びである。オーダーメイドに伴うコミュニケーションの意味を考える随想。私は実にしばしば自分にも尻尾があったらなあと思い、猫を羨ましく感ずる  猫好きの筆者が、猫と自分を軽やかに語る随想。短歌・俳句短歌が人を感動させるには共感と驚異が必要である俵万智と初心者の作品とを比較し、印象に残る短歌の 条  石件を川解説啄。木や筆者数2)29

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