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I部Ⅱ部ィーSエDデGジsズ(持続可能な開発目標)の17の目標の中で、知的創造のために吉よし見み 俊し哉やゅん〈対象を解体する〉私が信じるところでは、知的創造というのは決して自分、つまり私の頭の中にあるアイデアを外へ表出していく行為ではありません。そうではなく、それは根本的に対話的な行為だと思っています。つまり、他者との対話、コミュニケーションの中から生じるものなのです。ここで言う他者とは、具体的な友人でも、教師でも、編集者でもいいですし、研究会や学会で出会った論争相手でもいいでしょう。場合によっては、それはすでにこの世にいない思想家や実践者、ときには預1言者であってもかまいません。いずれにしても、何らかの自分ではない他者との実際の、あるいは想像上の対話が、知的創造には必要なのです。レポートを書く、あるいは論文を書く、いろいろな形でテキストを知的に制作していくように迫られるこ﹁とが書あくり﹂まこすとねへ。そのう挑い戦う︱行為、小つ論まり文何をら書かくの学問的な文章を書・ 上下水道の整備には、技術力だけでなく、経済(費1か預り言、者人 々に伝える者。2アーティスティック artistic(神の言葉を預英語)。芸術的。「書く 課 題 ース   課題 5 小論文の構成問いに答える問いに答える➡「書く」ことへの挑戦―小論文を書く(二八八ページ)―レポートを書く(二九〇ページ)「書く」   問い」 ―を生む問いに答える「書く序論①課題の整理︵課題に対する端的な回答︶および問題提起︿回答﹀「6安全な水とトイレを世界中に」︿問題提起﹀水道のない国や地域では、一日に何度も水汲みをする必要があり、学校を辞めていく子どもが大勢いるという。日本人として何ができるかを考えたい。②意見や課題解決の方法の提示問題提起に沿って、課題となっていることの問題点を掲げたうえで、意見や解決策を考える。︿問題点﹀・上下水道が完備されているのは、世界の一部である。用)の問題も大きい。︿意見や課題解決の方法﹀現地の人たちとともに井戸を掘ることで費用を抑えながら、技術を伝えることができ他者に伝わる文章を「書く」とはどういうことか  科目目標に沿って「書く」ことの本質を学べる単元を新設しました。こ 「他くと知を者と的書とい創く造のうのので対こたは話とめなにのはく」(―、中読■■でむ■、ア2ペ人ー他ーのジ立者テ)場とィでにのスはな、っ関テ単て係ィに、性ッ言自い分のクたの線ない書分文上章にで言も葉本を当成は立そ小さう論せだ文るとを(書行思■■く為う内たはでのめ、すで上の段手。すの順そが―れ には関す、、る具体例)こうとしていることを読んでみることが必要だと述べられていた。「他者の視点を意識して」小論文を書くために、その手順を身につけよう。あなたが関心を持った項目を選び、その項目に関する問題点と解決策について具体例を挙げながら八百字以内で書きなさい。序論(自分の立場を明らかにする) ①課題の整理および問題提起 ②意見や課題解決の方法の提示資料がある場合は、資料の読み取りも課題の整理  10288284」 ―23教科書288ページ教科書284ページ「世界の見え方を変える」宇野常寛 1900字新しい視点を導入し、新しい問いを生む「知的創造のために」吉見俊哉 1670字生み出した問いに答えるために、「想像上の対話」を重ねる「書く」ことへの挑戦   問いを生む「9月入学」に関するインターネット上の意見を読み、新たな問いを生む過程を学ぶ「書く」ことへの挑戦   小論文を書く「他者の視点を意識して」小論文を書くための手順を身につける

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