探求 現代の国語 ダイジェスト版
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実用的な文章3出国手続きを考える1▼巻末実用文解析へのステップ※タイプB「定める」海外に出かける機会はあるだろうか。飛行機で飛び立つ当日、どのような手順で出国するのか、また、出入国者数はどのように推移しているのか、調べてみよう。18247実実社社会会ⅡⅡ文章Ⅰ 日本出国の手順①出発空港に到着チェックイン時刻は通常、出発の2時間前からだが、余裕を持って到着する。②搭乗手続き(チェックイン)利用する航空会社または旅行会社のカウンターでチェックインの手続きを行う。手続き後、搭乗時刻とゲートについて案内を受ける。同時に持ち込み手荷物以外を預けてクレームタグ(荷物引換証)を受け取る。到着時に荷物が出てこない場合はこれが証明になるので、大切に保管する。③手荷物検査金属探知器をくぐり、持ち込み手荷物のX線検査を受ける。高感度フィルムはX線で悪影響を受けることがあるため、必ず持ち込み手荷物に入れ、その旨を申し出る。また、ナイフ類は必ず機内預け荷物に入れること。④税関申告現在使用している外国製の時計、貴金属など高価な品物を日本から持ち出す人は、「外国製品の持出し届」に品名・銘柄・個数などを記入し、係官に届け出る。また、100万円相当額を超える現金などを携帯する場合には「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を提出する。⑤出国審査パスポートと搭乗券を係官に提示する。⑥搭乗 案内時刻に遅れずにゲートに集合する。搭乗開始は通常、出発時刻の30分前から。

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