探求 現代の国語 ダイジェスト版
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ふしぎと人生読書は必要か?アリューシャン、老兵の夢と闇レオーノフの帽子屋体験と思索評論学習にもつながる論理性の高い随想を選定。深い思索をもとに人生を真正面から問う文章4編を採録。42「ふしぎ」に答えるものとしての「物語」は、自分と世界との関わりを示すー物語と自然科学の違いを探る随想です。「読書の必要性」に関する大学生の寄稿に、歌人の穂村弘氏が答えます。両者の意見を読み比べて、類似点と相違点を考えます。戦後生まれの筆者が受けとめた、日米元兵士たちの思いー戦争を知らない世代が戦争とどう向き合うかを問いかけます。老帽子屋の生涯を通して、人の生のあるべき姿をめぐって考察した随想。「いかに生きるか」を考える契機となります。

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