探求 現代の国語 ダイジェスト版
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– –➡  ⅰ140解析マスター① 一般に、評論における筆者の見解とは、常識や通説とは異なる考えや新しい見方である。文章の話題を把握し、論旨を追いながら筆者の主要な見解を探すのが読解の中心となる。また、文末表現に着目することも有効である。見解を示す部分では、「~なのだ」「~なのである」などの言い切りや、「~べきだ」「~ねばならない」などの読者に訴える言い回しが多く用いられる。解析マスター②解析マスター④ステップ1ステップ2評論を読み解く解析マスター核心を理解する論理構造を把握する主要な見解をつかむ対比構造に着目する具体例の働きをつかむ見解の根拠をつかむ本教科書では、実際の文章を通じて8つの「解析マスター」を習得することができます。  評論解析A・B…見開き完結の文章を通じて、8つの解析マスターを一つずつ習得。  評論解析C………複数の文章を読み比べながら、8つの解析マスターを改めて確認。解析マスター③数学や理科の公式・法則、英語の文法は、どのような場面や文章にも有効な普遍性を持ち、それらの獲得が理解に直結する。国語でも、古典には古文の文法や漢文の句形があるが、評論文にもそれに相当するものがある。以下に示す8つの「解析マスター」は、評論文を正確に読み解くための武器となる。「解析マスター」で多様な評論文に立ち向かおう。【評論解析A【評論解析A1】2〜4】 P. 56~57

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