探求 言語文化 ダイジェスト版
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野の中な兼け山ざ日本の漢文2 郷人3 蛤蜊5 饋7 漕8 卿9 飫原念斎 野中兼山*無シ*命ジテ B[*不独リ…ノ先哲叢談本文スコープ江戸と地方の産物の違い、流通のしかたなどに注目してみよう。Aトシテセ]シムミナラれヲ 8ムルひニ 2 3ダ 人ニ曰い「ク、土佐ハ無シ物ト蜊り一い艘さ耳の。海路幸ヒニ 無ク4為な嘗なムト なはチ *一い箇こ。衆怪シミ 問フ。兼山笑ヒテ 曰 「ク、此こ卿ノ子孫ヲ亦まシテ 為ル名産ト。衆始メテ 服ス其ノ遠慮ニ。テ ノ カ つテ 嘗か来タリ 江戸ニ、及ブ帰期ニ也や、致シテ 書ヲ郷シテ ルハ 不ざ有ラ。自よ江戸ンバ つが恙つ、以も帰日ヲ饋命ジ投ゼ其そ所ヲ 漕さ7うスル 於城下ノ海中ニ、不余サシメ 飫あ之ニ也なト。」自リ此レ後、果タ多ク生ジ蛤蜊ヲ、遂つ  原は念ね斎さリ ン トレ たらシ 齎も帰ルハ、惟た有ル蛤か5おく ラつテ 之こヲ。」衆以テ ルノミ  ナ ラ諸こ卿けニ、使しシテ (先せん哲てつ叢さう談だん)の儒学 一者七。七四折~衷一八二学〇。を名学はび、善ぜ。古江河戸藩後に期仕えた。前期の儒学 一者六。一五土~佐一六藩六三の。重名臣はと止しし。て江長戸期間藩政を担った。「計日」とは、どうすることか。輩や き 船目下みでの。物こを者をこ運でぶ呼。はぶ「とききみのら呼」称の意。。同ものはな 不ルい(ハ。) B[] [否定] AでBしないる。の著。七 八十二巻人。の一儒八学一者六の年略刊伝。。原念斎 飽きるほど十分に食べる。 Aヲ[使役] 命じてAをBさせ [累加] ただ…だけではない。 訳ごちそうや珍味を味わう。  野つ う シ 6  既ニ至レバ 則すつ た 9          り      ヲ       ハい *     5   1 み     れ*ハ        ふ   山     1かんんらんい セ 1 1 ん中兼異味ヲ、計リテ 日ヲ待ツ帰ルヲ。不独リ饋35197 無題/野中兼山64 嘗 無異恙 食味 は 郷べ 異物ま里状なぐのがり人どなをと。くあ贈、さる順り。調。なこと。

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