探求 現代の国語・言語文化 国語教科書のご案内
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川田順造 與那覇潤 内山節 野家啓一 岡真理 松井孝典 仲正昌樹 「私」が「主体」であるために [980字] 本生川物は達「雄 一回きり・地域限定」のものであり、二重にかけがえのないものだ――多様性を理解する 上野千鶴子 人類学から見た言語 [1270字]言語は文化の重要な一部である――人類学者の立場から、文化と不可分に連続したものとして言語を捉えた評論。グローバル化と「文脈」 [890字]グローバル化とは、相互の文脈の共有度合いが低い状態へ移行することだ――今後必要な表現能力を考える評論。ゆらぎ [1190字]いつの時代にも通用する価値観を見分け、新しい発想の指針とする――哲学者の視点から社会の姿を考えた評論。擬制から責任へ [1020字]「責任」は一定の社会制度、すなわち「物語り」の中でのみ意味を持つ――社会的存在としての「人」を論じた評論。アラビア語を学ぶ [1000字]アラビア語を学ぶことは、世界を逆方向から眺めることだ――ヨーロッパ中心主義を克服する視点で論じた評論。我関わる、ゆえに我あり [720字]生物多様性と科学 [1300字]ヒトの「進化」と普遍性 [1810字]問いの立て方とオリジナリティ [2700字]問いを立てるとはどういうことか、オリジナルな問いとは――一次情報と二次情報の違いなど、高校での探究活動のあり方を考えるうえで示唆に富む文章。伊藤亜紗 大竹文雄 河合隼雄 穂村弘 星野道夫 長田弘 吉野弘 〔参考〕I was born求人票を読む就職活動の際に確認が必要となる求人票を題材に、記載された仕事の内容や労働条件などから何が見えてくるかを考える。求人票を通じて企業の姿に迫る。全国高校生「好きな漢字」総選挙「好きな漢字」総選挙の実施要領を題材に、効果的なコピーを作成する。また、パソコンやスマートフォンから、実際に選挙に参加し、投票活動を行う。目の見えない人は世界をどう見ているのか [4340字]目の見えない人は、情報の洪水から自由であるぶん、空間を大きく俯瞰的に捉えることができる――人の身体が持つ豊かな可能性について考える文章。パンフレットを作る自治体の魅力を伝えたパンフレットを題材に、工夫のしかたを学び、実際にパンフレットを作成する。「読む」パンフレット、「見る」ポスターの違いも学ぶ。新聞記事からバリアフリーを考える納税は義務か [3710字]納税は国民の義務か、そもそも税金とはどのようなものか――諸外国と日本の法制度との比較を通じ、国家と国民の関係、国民と憲法の関係を考える文章。ふしぎと人生「ふしぎ」に答えるものとしての「物語」は、自分と世界との関わりを示す――物語と自然科学の違いを探る随想。読書は必要か?新聞掲載の投稿(文章Ⅰ)、投稿内容への穂村弘氏の考え(文章Ⅱ)、関連資料などを通じ、読書の必要性を考える。大学生の投稿読書は趣味の範囲であり、読書をしなければいけない理由などないのではないか――ある大学生による問題提起。あなたの「世界」を変えるかも読書は言葉と関わっていて、私たちの「世界像」は言葉でできている――歌人である筆者が、読書の意味を述べる。アリューシャン、老兵の夢と闇合同慰霊祭に集まった日米の元兵士が語る人生観――戦後生まれの世代が「戦争」とどう向き合うかを考える随想。レオーノフの帽子屋なぜ一所懸命に、人は生きて、死ぬのか――老帽子屋の言葉と生き方を通し、生きることの意味を問う随想。 寺で身重の女を見た「僕」は、生の「受身」に思い至り、父に話しかける――生にまつわる「受身」「意志」を考える詩。 「我」とは脳の働きであり、その「我」は外界と関わることで作られる――認識主体としての自己を論じた評論。 「私」の「主体性」は、他者からの「承認」を基盤としている――社会における「私」を哲学的視点で論じた評論。意義を問う評論。 「池進澤化夏」樹は一直線の向上ではなく、ヒトが優位なわけでもない――生物多様性を貫く普遍性の重要性を述べる評論。学級日誌を書く学校生活で身近な学級日誌を題材に、書式に合わせて事実を「残す」ことの意義を学ぶ。議事録や報告書など実社会で必要とされる「記録」の意味も考える。文化祭を企画する文化祭の企画書、脚本、宣伝パンフレットを題材に、「企てる」ための効果的な手法を学ぶ。実社会でのビジネスの原点に「企画」が存在することにも触れる。出国手続きを考える日本出国の手順を示した資料や、出入国管理の法律などを題材に、「定める」ための箇条書き的な                     決まり事について学ぶ。「国境」が管理される理由も考える。実用的な文章(教材数10本 体験と思索(随想)(教材数5本 筆者数4)筆者数3)リ現ア代フと40リー年と前ユのニ二バつーのサ新ル聞デ記ザ事イをン題の材考にえ、バ方リのア違フいリをー学のぶ現。状と過去について考える。さらに、バ11

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