共通テスト 英語 リスニング 傾向マスター 改訂版
1/17

第1問A 短い発話を聞いて英文を選ぶ 身の回りの事柄に関する短い発話を聞いて,話者の要望や意図,状況や含意関係を理解し,その内容を把握して一文で要約できる力が求められている。平易な英語だが,音声の同化などが生じることで,より自然な発話の聴き取り能力が問われる。! ここに気をつけよう● 事前に選択肢に目を通し,発話の話題などを予測しておくとともに,4つの選択肢の違いを押さえておこう。② Claire hardly ever has lunch with Thomas on Fridays. ③ Claire usually doesn’t see Thomas on Fridays. ④ Claire will eat lunch with Thomas this Friday. week. (クレアは通常は金曜日にトマスとランチに行くが,今週彼女はとても忙しい)check 問4 ① Claire cannot meet Thomas for lunch this Friday. Point 前半のClaire usually meets Thomas for lunch on Fridaysから,クレアは普段は毎週金曜日にトマスと昼食をとっていることを押さえ,続くbut she’s too busy this weekから,今週の金曜日は忙しすぎてそれができないことを理解する。butで流れが変わることとtoo busyの含意を理解する。配点×題数語数の目安読み上げ回数2回CEFR設問データ4点×4問10〜20語A1程度 スクリプト   Claire usually meets Thomas for lunch on Fridays, but she’s too busy this (クレアは今週金曜日にトマスとランチに行くことができない) (クレアは金曜日にめったにトマスとランチをしない)(クレアは通常,金曜日にトマスと会うことはない)(クレアは今週金曜日にトマスと一緒にランチを食べるだろう)● 発話を聴き取る場合,聞こえてくる順に情報を理解し,特に行為や状況を表している箇所を聞き逃さないようにしよう。● 話題の方向性を逆転させたり,否定したりするbut,結果を導くso,話題の転換(令和4年度本試験より抜粋) を示すthenなどの表現に注意しよう。● 解答に際しては,直接表現されていない含意を考える必要があったり,聴き取った情報が選択肢では別の表現に言い換えられたりしていることがあるので注意しよう。● 普段の学習では,音の強弱やつながりに気をつけながら短い文を聞いてその概要を捉えたり,実際に声に出したりして練習しよう。

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る