Unit 1Unit Unit Unit 8923456Unit Unit Unit Unit 7Unit Unit 10Small Talk Tips for Writing an “Opinion” ParagraphWriting Strategies: 意見を明確に述べるPrompt: What can AI bring to your daily life?Useful Expressions for Good Logic ①In my opinion, AI cleaning robots will improve our daily lives mainly for the following two reasons. ②One is that cleaning robots with AI can clean our rooms better than humans. ③For instance, they automatically find dust here and there, and they can remove it almost perfectly. ④The second is that they give us more free time because they can clean up for us while we are out. ⑤Thanks to that function, we will not have to think about cleaning when we are at home and will have more time to do what we want to do. ⑥It is certain that such AI robots will make our daily lives more comfortable and richer.In my opinion, AI cleaning robots will improve our daily lives mainly for the following two reasons. ➡①One is that cleaning robots with AI can clean our rooms better than humans. ➡②For instance, they automatically ■nd dust here and there, and they can remove it almost perfectly. ➡③It is certain that such AI robots will make our daily lives more comfortable and richer. ➡⑥There is no doubt that AI robots will enhance the quality of our lives. Unit 1 Future of jobs in the AI era15意見文のパラグラフは,〈1〉主題に対する筆者の「意見・主張」の提示,〈2〉意見や主張をサポートするための「理由」や「具体例・説明」の提示,〈3〉筆者の意見や主張の「まとめ(=念押し)」の提示で構成されます。上の文章では「AIはあなたの日常生活に何をもたらすことができるか」という問いに対する筆者の意見と,それに関連する理由と具体例や説明が書かれています。〈1〉「意見・主張」の提示冒頭では問いに対する答えとなる意見を明確に書きます。上の文章では①で「AI掃除ロボット」に焦点を当て,「AI掃除ロボットは日常生活をよりよくしてくれる」と意見をはっきりと表明しています。〈2〉「理由」や「具体例・説明」の提示筆者の意見や主張の後にはそれをサポートするための理由・具体例・説明を書きます。上の文章では①で示された意見について,②と④で理由を書き,③と⑤でそれぞれの理由に具体例と説明を加えています。理由を書く際には事実を書くことを原則とし,意見とのつながりを意識する必要があります。〈3〉「まとめ(念押し)」の提示に対して再び明確に答えるように書かれており,①と矛盾しない内容になっている点に注意してください。パラグラフの最後では1文目とは別の表現を使って意見や主張を念押しします。上の文章では,⑥は問い 2 One is that ... (1つ目は…) 1 In my opinion (私の意見としては) 4 It is certain that ... (…ということは確実だ) 3 For instance (例えば) 5 There is no doubt that ... (…であることは間違いない)11ら空所補充を同時に行うことは認知的負荷が高いため,この流れで活動を進めていくとよいだろう。しかし,この流れで活動を行うことが生徒にとってハードルが高い場合は,会話を聞く前に,誰が何について話している会話なのか,どのようなポイントを聞き取る必要があるかを,図内の空所を見ながら確認してから聞き取りを行ってもよいだろう。生徒が空所補充を行った後は,その内容について確認を行う。まずはペアやグループ等で確認した後にクラス全体で共有するような段階を踏むと,生徒が発言する際のハードルが下がり,多くの生徒からの発言を促すことができる。また個々の単語は聞き取ることができ,正しく空所補充を行えたとしても,全体としての内容把握が的確にできていないという場合も考えられるため,必要な場所については教師が内容を別の表現で言い換えるなどして,生徒が内容を理解できるように支援する必要があるだろう。はじめに自由な形でノートテイキングをさせた後、すぐに空所補充をするのではなく,書き取った内容をもとに口頭で会話の概要や要点をペアやグループで説明し合い,それらの活動が終わってから最後に空所補充を行って内容を整理するという流れも考えられる。同じ会話を聞く活動であっても,取り組みの手順や方法によって扱うスキルや難易度が変わってくるため,扱うトピックの内容や生徒の聞く力,ターゲットとするスキルに応じて取り組み方を決めるとよいだろう。まずはそれぞれの型に対応するサンプル文がPromptとともに示され,その後,その型に特有の文章構成や書かれるべき内容等が,サンプル文の詳細な説明とともに解説されている。ここでは,サンプル文の内容を理解することに重点を置くのではなく,それぞれの型の文章がどのような構成や内容で書かれているのかを理解し,この後の活動で生徒がパラグラフを書く際に,適切な文章構成で書くことができるようにつなげるための活動としてほしい。そのため,教師は教科書に書かれている内容を網羅的に解説するのではなく,生徒に不足していることなどを見極め,内容を取捨選択し,目の前の生徒にとって特に重要な点を強調するなどして指導するとよいだろう。ページ下部のUseful Expressions for Good Logicには,各型のパラグラフを書く際によFACTBOOK IIIでは,IIと同様にメインキャラクターの高校生たち以外の人物が会話に登場するUnitもあり,世代や社会的な広がりを意識した内容となっている。また,多くのターンを含む長めの会話となっている点もIIと同様であるが,3人で行われる会話はIIよりも多くなっている。このようなやり取りを参考にしながら,生徒自身がまとまりのある持続した発話ができるようにつなげていきたい。5-3. Tips for Writing a “○○” Paragraphここでは各Unitで特定の型(意見型,説明・描写型,グラフ説明型,比較・対比型,原因・結果型,問題解決型)を取り上げて,パラグラフを書くためのポイントをサンプル文とともに解説している。
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