FACTBOOK English Logic and Expression Ⅱ タスク指導の手引き
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Unit 1Unit Unit 2345689Unit Unit Unit Unit 7Unit Unit Unit 10 人々が抱える健康の問題や健康のための習慣について 議論することができる。Small Talk SpeakCan-Do!Situation保健の授業で現代人の健康について学んでいるTask人々が抱える健康の問題や健康のためにしている習慣について議論するYou (●A and ●B) are learning about how people today try to stay healthy. You are discussing health problems and some habits which are good for your health. (あなた(●Aと●B)は現代人が健康であるためにどのようなことをしているかについて学んでいます。健康の問題や健康によい習慣について議論しています。)RoleAUsing the illustrations above and Information Card as reference, discuss health with ●B.(上のイラストやインフォメーションカードを参照しながら,健康について●Bと議論しましょう。)Turn to page 166 and read A’s information.Using the illustrations above and Information Card as reference, discuss health with ●A. (上のイラストやインフォメーションカードを参照しながら,健康について●Aと議論しましょう。)RoleBTurn to page 171 and read B’s information. ▶To have an effective discussion, you can refer to p.158 “Having a Discussion.” I was able to say I wanted to sayReflectionUnit 1 How should we lead a healthy lifestyle?15Fact A Fact B Fact CKey words and expressions for thinking high in calories カロリーが高い  record 〜を記録する  take in 〜 〜を摂取する  calculate 〜を計算する warn 〜に警告する  nutrient 栄養素  lack 〜が不足する  vitamin ビタミン  additional 追加の rely on 〜 〜に頼る  concentrate on 〜 〜に集中する  sweat 汗をかく  proper 適切な18ため,教師はタスク自体のレベルと生徒の実態を見極め,さまざまな支援を通じて最終的に生徒が目標を達成できるように導くことに注意しておく必要がある。以下では活動の各段階での詳細について確認する。目標についてはCan-Doの形式で示されているのでその内容を確認し,状況・目的については日本語及び英文で示されている箇所を読んで確認する。その後,教科書にはより詳細な情報がイラストや写真,グラフ,表などの形で示されているが,ここは生徒が各自で目にしただけでは理解しづらいところもあるだろう。そのため,教師がクラス全体に質問を投げかけ,生徒とやり取りをしながら内容を確認していく方法も有効である。例えばUnit 1(教科書p.15)であれば人々が健康のためにしている習慣のイラストが示されているが,ここでは教師が“Itʼs important to think about our health. What kinds of habits help us live a healthier life?”などの質問を与え生徒の答えを引き出しながら,クラス全体でイラストの内容を確認していくことができる。しかし先述したように,この後に行われるタスクでは生徒が自分自身で表現方法を考えながら内容を説明していくため,ここでの確認はタスクを行うにあたって事前に共有しておく必要がある最小限の情報に留めておきたい。議論を進めるにあたり各自に与えられる情報についてはRole-AとRole-Bに分かれ,それぞれ巻末にあるInformation Cardに内容が記載されているので,生徒をAとBに分け,各自が自分に与えられた情報を読んで確認する。一連のタスク活動を成功させるためには,生徒が事前にこれらの内容を確実に理解していることが必須である。いざ活動が始まってから,生徒が何をすればよいか教師に確認することがないようにしておきたい。7-2. 目標・状況・目的の確認1つ目のタスクを開始する前には,活動の目標,状況設定,目的を生徒が正確に理解しておくことが必要である。これらはすべて教科書に記載されているが,例えば一定の時間を与えて生徒が各自で教科書の情報を一度に読み,その内容を的確に理解することは年度当初のUnitでは難しいだろう。年度の後半で生徒が本教科書のタスク活動に慣れてからであればそのような形も可能かもしれないが,はじめは一度にすべての情報を確認させるのではなく,目標・状況・目的について1つずつ説明し,その都度生徒の理解を確認しながら進めていくのがよいだろう。7-3. Information Card の確認目標・状況・目的について確認した後,生徒はRole-AとRole-Bに分かれ,議論で活用することができるより詳細な情報を,巻末に示されているInformation Cardを見て確認する。その際,確認するのは自身の情報のみとし,相手が持つ情報については実際の活動中のやり取りを通じて内容を把握していくため,相手のInformation Cardは見ないように指示

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