FACTBOOK English Logic and Expression Ⅱ タスク指導の手引き
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Unit 1 How should we lead a Small Talk Listen Listen Again1) Listen again, and fill in each blank below. (もう一度聞き,下のそれぞれの空所を埋めましょう。) 2) After that, choose one similar expression from (a) to (c).(その後,同じような表現を(a) ~ (c)から選びましょう。) Communication Strategy❶ 相手も知っていると思われる情報を伝えるには?Jane: In my hometown, a sugar tax is imposed on sodas that contain a lot of sugar. Ken: That’s surprising. ⒜ As I told you   ⒝ As you are aware   ⒞ As you said Communication Strategy❷ 相手が説明したものの効果に懐疑的であることを示すには?Jane: This tax can help prevent us from taking in too much sugar. Ken: That sounds interesting, but ⒜ what do you think of it   ⒝ can you prove that it is true   ⒞ is it effectiveCan-Do!What do you think these dishes are made from?Have you ever eaten dishes like these? Do you want to try some?Various kinds of healthy foodJane went back to her home country during the spring vacation, and she has just returned to Japan. Listen to the conversation between Jane and Ken, and fill in the blanks. (ジェーンは春休みに母国へ帰っていて,日本へ戻ってきたところです。ジェーンとケンの会話を聞いて,空所を埋めましょう。)sugar tax =①a tax on [ ] that contain a lot of sugarSome people → ③[ ]• increases the financial burden• low-income people buy sodas ④have to pay [ ]purpose: ②to [ our health• consuming too much sugar → health problems ] JaneKen, we don’t have a sugar tax in Japan.14?人々が抱える健康の問題や健康のための習慣について議論することができる。健康の問題や健康のための習慣について長めの意見を述べることができる。砂糖税の導入について意見文を書くことができる。healthy lifestyle?15ストレーションとして提示したりするなど,足場作りを行ってから活動に入る方法が考えられる。教科書上ではペアで活動を1回行う想定で示されているが,時間が取れる場合には,パートナーを替えて何度か同じ活動を行ったり,いくつかのペアが実際に行った会話をクラス全体に提示したりするなどして,さまざまな考えを共有する場面としても活用することができる。まずは実際に英語を使用しコミュニケーションを図り,生徒どうしや生徒と教師間でのやり取りを通したフィードバックを受けることで内容や表現に関する気づきを得て,その後再び実際の場面で英語を使用するという流れである。英語を「使用」→「学習」→「使用」するという,学習を使用の間に挟む形であり,これは後のSpeak で行われる活動の手順と同様のものである。教科書に記載されているQRコードからは,StandardとAdvancedの2種類のモデルトークを聞けるようになっている。実際に生徒どうしでSmall Talkを行った後,このモデルトークの内容を確認することにより,言い表すことができなかった表現方法に気づいたり,生徒が行った会話の内容をさらに膨らませるためのきっかけを与えたりすることが可能になる。また,このSmall Talkの活動では,Listen Againの活動で学んだCommunication Strategyを実際に試す場面としても有効に活用できるため,それぞれの場面でどのようなStrategyを有効に使うことができるか確認し,生徒にそれらの使用を促していくとよいだろう。このようなフィードバックを参考にしたうえで再度Small Talkに取り組むことにより,1回目に行った会話よりもさらにやり取りをすることができたという達成感を2回目の取り組みで与え,次の活動へとつなげていきたい。FACTBOOK IIでは,2つの質問のうち,1つは写真の内容について尋ねる質問,もう1つは生徒自身の経験や考えについて問うものとしている。写真が示している内容とそれについて問う質問が,トピックに関してより深く考えさせるものとなっているのがFACTBOOK Iと異なるところである。写真の左下部分には内容を示すキャプションがあるので,生徒が写真の内容をとらえるのが難しい場合にはこちらを参考にすることができる。また,5-5で述べた巻末のExplanation of Pictures and Keywordsには,掲載している写真の解説があるのでこちらも適宜活用してほしい。6-2. Listen各Unitのトピックに関してペアや3人でやり取りをしている音声を聞き,教科書にある図内の空所に内容を整理して記入する活動である。会話を聞きながら空所補充を同時に行っていくと認知的負荷が高いため,実際には会話を聞いた後に空所を補充していく形になる。この場合,内容を記憶しておく負荷は高まるが,会話を聞く前に,誰が何について話している会話なのか,どのようなポイントを聞き取る必要があるかを,図内の空所を見ながら確認しておくことで,聞き取るポイントを絞ることができる。生徒が空所補充を行った後は,聞き取った内容について確認する。まずペアやグループ等で確認した後にクラス全体で共有す

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