FACTBOOK English Logic and Expression I タスク指導の手引き
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ABBBAAUseful Expressions1 Speak Again1Talk to each other again. You can use the expressions above. (もう一度お互いに話をしましょう。上の表現を使うことができます。) 1 I’m going to play badminton on 2 I have a piano lesson every Saturday 日曜にバドミントンをするつもりです。毎週土曜の午前中に ピアノのレッスンを受けています。その日の午後にショッピングに行く 予定でした。そのワークショップは 午後2時に始まります。私がスケジュールを変更しましょう。Fact C11Fact A3 3 I was planning to go shopping in the Fact B7 4 The workshop starts at 2 p.m. 5 I will reschedule.Fact D13Fact C9[Model Dialogue] 応答→説明→質問理解→次の質問応答→説明応答→提案反応→共感→感謝(次の2つの方向で対話を続けましょう(❶と❷)。それぞれの対話について,⒜と⒝どちらの続け方が適切か選びましょう。)❶安心させる感じで 応答する❷次の話題に移る感じで 提案する⒜ How about deciding the meeting 安心する賛成するSunday.morning.  afternoon.I’m free on Saturday. I’m going to play badminton on Sunday, but I can change my schedule. How about you? Are you free on Saturday or 質問Sunday? I’m free all day on Sunday, but I have a piano lesson every Saturday morning. I was planning to go shopping in the afternoon, but I can go another time. OK. Then, which event do you want to join? Really? I’m also interested in pet robots. Thank you for changing your schedule. Well, I want to see pet robots, so how about going to the workshop on Saturday? It starts at 2 p.m. I will reschedule. Speak MoreContinue the dialogue in two different ways (❶ and❷). For each way, choose either (a) or (b).⒜ It’s no problem at all.⒝ I’m sorry you have to reschedule.place?⒝ How long does it take to get to the I’m relieved to hear that. exhibition?Sure. 2218FACTBOOK GRAMMARのページで説明する文法項目とも関連づけて表現をまとめているため,Useful Expressionsの確認の後にFACTBOOK GRAMMARへと飛び,文法項目の確認を行うという順序でも授業を組み立てることが可能である。生徒の実態や授業の時間配分など,実際の授業の流れに合わせて進め方を工夫する必要があるが,ここですべての文法項目について説明したりドリルを行ったりした場合,一連のタスク活動の流れが途切れてしまうこととなる。文法についてはコミュニケーションを支えるものであることを踏まえ,ここではあくまでも,生徒が次のSpeak Againで実際に文法を活用することにつなげる指導にすべきであることに注意しておきたい。Model Dialogueの後に設定されているSpeak Moreの活動は,実際の場面ではさまざまな方向に会話が展開していく可能性があることに気づかせ,生徒が会話をリードできるようでは時を表す表現を用いて自身の予定を説明したり,出来事を説明したりする必要があるため,その際に活用できる表現がまとめられている。これらの表現については,内容を確認し音読するなどして練習し,次のSpeak Againの活動で実際に活用できるようになることが望ましい。そういったねらいを明確にして,例えばこれらの表現を使えばSpeakの活動内で自身が表現できなかったことが表現できるようになるか,各自が行った振り返りと結びつけながら次の活動で使う表現方法を考えさせるなど,Speak Againにつながるような指導を行いたい。また,ここで示している例文については,後ろにある7-8. Model Dialogueの確認(内容面からの支援)Model DialogueではSpeakで行う活動のモデルとなる会話を掲載している。Start from the following lineで示されている1文から会話が始まり,タスクの目標を達成できるレベルのやり取り例が示されており,主に内容面から生徒の支援を行うものとして活用する項目である。各吹き出し部分の下部には,その発言が果たしている機能が示されており,1つの発言の中に複数の機能がある場合には,その流れを確認することができる。このModel Dialogueは,どのようなやり取りを続けていけば目標を達成することができるかを確認し,次のSpeak Againへとつなげていくためのモデルであるため,ここで示されている発言の一つ一つを訳しながら確認していくといった,内容理解が中心となるような活動は避けておきたい。また,次のSpeak Againで活用することを目的とするのであれば,音読や暗唱での練習を取り入れることもできるが,Model Dialogueとまったく同じやり取りを行うことがSpeak Againの目的ではないことを踏まえ,暗唱すること自体が目的となる活動にならないように注意したい。1回目のSpeakで各自が適切に表現できなかった箇所や,相手との自然なやり取りができなかったところについて,Model Dialogueを参考にすることで,生徒が次の活動ではCan-Doの目標が達成できるように導く指導を行う必要がある。そのため,ここに示されているすべての項目を教え込むのではなく,活動中の生徒を観察することによって把握した,生徒にとって必要な内容に焦点を絞ったうえで,適切に指導する活動としたい。

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