FACTBOOK English Logic and Expression I タスク指導の手引き
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11・Write  基本は教科書と同じ内容だが,記入欄を広めに取りつつ,Write More+の活動では記入・FACTBOOK GRAMMAR・振り返りシート  各Unitには,Speak①,Speak②,Writeの活動を通して達成する目標であるCan-Doが設定されており,Unitタイトル後及び各活動の前にそれぞれ記載されている。各活動を行った後やUnit全体が終了した際,それらの目標に基づいて各自が学習の成果や課題を振り返ることができる。なお,生徒の実態は学校によりさまざまで,同じ活動を行う場合でも進め方がまったく同じということはありえない。そのため,ワークシート上に活動のヒントとなる情報を追加したり,教科書に記載されている以外の表現を追加したりするなどして,各学校の実情に応じて適宜ワークシートの修正を行ったうえで活用してほしい。・ライティング・スピーキング評価ルーブリック  「論理・表現Ⅰ」では生徒が書いたことや話したことについて評価することが不可欠である。ライティングテストやスピーキングテストで実際に評価を行う際には,目標や生徒の実態に合わせてより細かな評価基準を設定することが必要となると思われるが,その際の参考として活用することができる。(詳細は「9. 活動の評価」を参照)・Communication Strategies  各UnitのListen Againで扱うCommunication Strategyの表現を,同様の機能を果たす表現ごとにまとめた一覧である。ここには実際のやり取りの場面で使用することができる表現がたくさんあるため,Listen Againの際に確認するだけではなく,あらゆるスピー  Role-A, Bそれぞれの役割を記載したInformation Cardをワークシートに含めており,教科書の巻末を見なくても活動することができる。また,活動の最後にはSelf-evaluationの欄を設け,自己評価をすることができる。Drillsは空所部分の補充だけでなく,全文を書くことができる。することができる(教科書には記入欄無し)。5-5. 事前準備4:教科書巻末参考資料(Explanation of Keywords, ライティング・スピーキング評価ルーブリック,Communication Strategies)教科書の巻末にはさまざまな場面で活用することができる参考資料等が付属されている。授業中の適切な場面で活用することができるように,ぜひ事前に内容を確認しておくとよいだろう。・Explanation of Keywords(キーワード解説)  各Unitで扱うトピックに関する項目について,詳細な説明を掲載している箇所である。内容によっては活動を行う前に生徒の背景知識を補う必要があり,その際に有効に活用することができるだろう。また学習後に確認することで,内容について生徒により深く考えさせるためのきっかけとして活用することもできる。いずれにしても,一連の活動を通じて生徒の英語力そのものを高めるだけではなく,生徒に幅広くさまざまな事柄に対する興味・関心を持たせるものとして活用してほしい。

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