探求 論理国語 ダイジェスト版
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【読解】他自者分のの「「物物理理的的痛痛みみ」、」、他自者分のの「「社社会会的的痛痛みみ」」に、2「霊長類学者の山本真也らは、飼育のチンパン3筆者は、ヒトの「認知的共感」が社会にもたら評論Ⅰ次の一冊ヒトとチンパンジー」 ▼チンパンジーの姿を通してヒトの心理を学ぼう。①要旨の把握②多様な観点学習の手引きついて、それらを感じたり見たりしたときに賦活される脳の部位はどのように異なるのか、まとめてみよう。ジー二頭に対し、各自の状況では使い道のない道具をそれぞれに与え、どのような行動が見られるかを観察した。」(一九・15)とあるが、ここでのチンパンジーの様子から筆者が理解したのはどのようなことか、説明してみよう。 一九五二(昭和27)年~。人類学者。東京都生まれ。行動生態学や自然人類学を専門とする。主な著作に「科学の目科学のこころ」「生き物をめぐる4つの『なぜ』」「ダーウィンの足跡を訪ねて」などがある。本文は「世界は美しくて不思議に満ちている『共感』から考えるヒトの進化」(二〇一八年刊)によった。【表現】4「言葉を覚え始めたばかりの乳幼児」(二二・10)す意義とはどのようなことであると述べているか、まとめてみよう。の例は、言葉を教えられたチンパンジーの例と比較して、どのようなことを表現しようとしているのか、考えてみよう。活動▼読む 自分たちの身の回りにある「共感」の例を挙げてみよう。さらに、それらの例における「共感」の段階と種類を分類し、気づいたことを話し合ってみよう。長谷川眞理子 松まつ沢ざわ哲てつ郎ろう「進化の隣人1      1324

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