とくに日本では、一九五四(昭和二九)年頃から一九七三(昭経済が飛躍的に例(日本は)一時は高度経済成長を遂げ、世界でも有数の「富める国」になり、ジャパン・アズ・ナンバーワンともてはやされた。和四八)年頃までに起こった経済成長のことを指す。とも。ブル景気(実体のわれた十年(二十年/三十年)」などと呼ばれる。バブルが崩壊した一九九〇年代前半以後の日本の不況は、「失バブル経済、バ然終わり、不況日本。バブル崩壊後の「失われた20年(30年)」にもがき続けているけの好景気)が突ない見せかけだへと転じた現象。とくに日本では、主に一九七〇年〜一九八四年に生まれた世崩壊後の不況を例「ロスジェネ」とは「ロスト・ジェネレーション」の略で、「失代のことを指す。われた一〇年」にたまたま遭遇してしまったために、それ以青年期にバブル体験した世代。を失ってしまった世代という意味である。前の世代には既定の路線だった就職や職業キャリアヘの回路参考は、後の傍線部A〜Cのどれか。戦後日本を経済という観点から振り返る化を推進させ、一九五○年代中盤から高度経済成長期を迎え戦後の日本は、高度な教育と豊富な労働力などを背景に工業し用いてもよい)。それぞれ選べ(同じものを繰り返 ロスト・ジェネレーション生活水準も向上して、人々の間に「中流意識」が広まった。る。一九六八年にはGDP世界二位の経済大国となり、市民の一九八○年代になると、土地や株式などの資産価格が急激に 投機熱中身のない「泡」のようなバブル経済・バブル景気である。上昇し、投機熱が高まって、実体のない好景気の時代となる。しかし一九九〇年代前半には、土地や株式の価格が一挙に暴 一九六八年、A日本のGDPはア 高度経済成長 就職難 ④③②①英■ 例ど 3と呼ばれる。はしばしば「失われた十年」など年」などと呼ばれた。この時期に就職難に苦しんだ世代がロス者による「ジャパン・アズ・ナン一九七九年にはアメリカの社会学メリカに次いで世界二位となり、落。これがバブル崩壊であり、続く景気低迷期は「失われた十ており、そうした問題を取り上げている世代論も多い。ったほどだった。その後はBバブルバーワン」という著書が話題にな経済の時代を迎え、社会は繁栄ししたか否かは人々のメンタリティに大きな影響を与えたとされト・ジェネレーションである。青年期にバブル後の不況を体験後はC景気低迷期が続き、その時期なきバブル経済は崩壊する。そのているかに見えたが、やがて実体(五木寛之「孤独のすすめ(奈良勝司「明治維新をとらえ直す」)(若林幹夫「未来の社会学」)・一九五四〜七三・一九八〇年代後バブル経済・その後バブル崩壊後高度経済成長期年頃初め 半〜九〇年代・経済低迷期・未来への不安・未来 への希望第2 章テーマ別重要語人生後半の生き方」)1①C ②A ③B ④Cこうざいせいちょうけいほうかい■■■■ ■■■■■■■■■1■次の①〜④と関係の深いもの第2 章テーマ別重要語現代・国際化③高度経済成長単成に長「す高る度こ成と長。」バブル崩壊ロスト・ジェネレーション06900006806773表現芸術異文化近代知と科学文学日本と伝統文化人間言語とコミュニケーション722024/07/23 17:25現代・国際化解答072-073_gentan_UMD_02.indd 全ページ練習問題練習問題
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