古典読解の基礎古語辞典の引き方意。◇語幹と あ活り用・居を語り尾・侍はのべり区・別いがまなそかいりものなにど注■ 動詞 終止形に直して引く。◇■「 形ヤ い 老お容行詞ゆふ」・〈の悔くハ活ゆ行用・〉語・報む尾植うくゆにう・注〈見意ワゆ。行〉◇活用 来く語・尾すの・仮得う名・遣経ふい・に寝ぬ・注蹴け意る。・見るなどことが多いので注意。❷付属語 ま あけ(じる助はか動れり詞な→)り→ま 終あじ止は形れに直して引く。◇形容 あ動は詞れはに語 語→幹尾あがを「は見れ出ななりし・り語たにりな」にっ変てえいるる。■ 形 明容動か詞け 語れ→尾明をか「しし」に変える。 → →けぬり長い文の読み方■■ 連用形による接続接続のしかた❷…で(…ないで)参照P.116による接続■❶ 接…続て助/詞つつ(…ては・…ながら)参照P.116るときは「を・に・が」と訳す。と・…ので)/が(…が・…と)参照P.116❺…ば(…ならば)参照P.113確認問題門に①入るに、月②明かければ、いとよくありさま見ゆ。参照P.54下段(宇治拾遺物語・三ノ六)例外 出いで 語→尾出をづウ(u)段の音に変える。 過=過去 完=完了参考参照P.22参照P.112参照P.113・114(土佐日記・二月十六日)門に……、月が……、たいそうはっきりと様子が見える。 ゑぶつし→えぶっし■(漢字の振り仮名も含め)歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直して読む。■文を文節に区切り、切れ目に「 りゃうしう→りょうしゅう風おし掩おひて責めければ、逃げ出いでて大おち路へ出でにけり。■文節を単語に分け、分け目に「/」を書き入れる。 これも今は昔、絵仏師良秀といふありけり。ネネネネ」を付け、述語に傍線を引く。いて古語辞典で意味を確認し、それぞれ主語を補って口語訳する。 これ/も今/は昔、絵仏師で来ノート例など)を補う。■本文をノートに一行おきに書き写し、次の作業を行う。所 本の文傍らのどに文の表節に現(対応語)したの口形で語訳書なきの添かえがるわ。かるように、口語訳は該当箇の口語訳を参考にして、省略されている主語を補う。ノート例単語(古今異義語)もあるので注意する。語 現 現釈代代を本語語にと文のはしなて右横い意単味に書語がを通き添古じ語るえる辞と典こ。でろな引はおきそ現の、代本ま語文まとにに形おしはけて同るおじ意くで味。もと意し味ての適異すなるる風おし掩おひて責めければ、 逃げ出でて大お路ちへ出でにけり。を通した訳(通釈)をノートに書いておくとよい。「/」を書き込んで行ってもよい。 口語訳を終えたらノートを見返し、そこに記されている訳をつなげて文章全体 文節や単語に分ける作業は、テキスト(教科書など)のコピーに「<」や■ ■■文 読 読 主脈を点点語たののとど付区述るい切語たりを。文ご把節と握のにす接内る続容。のをしつかかたむに。注意して❸ …を(…が・…と・…ので)/に(…が・…* …に「とき・ところ・もの・の」などが補え❹ …ば(…ので・…と)/ど(…けれども) 出カ出ダ下で変二・・用用 大ほ通り 者がいた第 ほ ③②①■■■ ■ネネネネネネネネ77ほうつほ 索引に■■■■■ウイ ■■ア 2 ダ下二=ダ行下二段活用こ れ も 今今ではは昔昔、のこ と絵ゑ 仏ぶ つ師し 良りや う秀し うと い ふありけり 。 家 の 隣 よ かりら火火事出いがで起こ来きってて、古典文法入門古典読解の基礎■ ■■ 傍線を引いた述語をノートに書き抜き、例のように品詞分解し、それに基づ これも今は昔、絵ゑ仏ぶ師し良り秀しといふありけり。家の隣より火出いで来きて、 1 章 逃れてしまった①②解析古典文法_四訂版_再校0715.indb 24-25 があたり一面吹き荒れたので、良秀は逃げ出して7 古典は、文法の知識と古語辞典を使って次のように読解する。■次の①〜③に従って口語訳する。■省略されている語(助詞「が・の・を」/「とき・ところ・もの・こと・の」 良秀/と いふ あり/けり。■❶ 活自立用し語ない語の場合■❶❷ 活自付立用属す語語 の 絵る( そ語・助仏のを詞師の場・)・ま合大まよ そりの路の・形までばま引のく形。で引く。24◇カ変=カ行 変格 / /活て用 に完、 ・用 用 [= /口連語用形訳 け過](・止り火。事が [)口起語こ訳っ](て良、 秀は)逃れてしまった。やう 止=終止形2024/07/15 15:24A次 の 文の 傍線 部 ①、 ②を 口 語訳 せよ。 行目的く地先は多遠くく、、夜夜も更もけ更てけしにまっけたれのばで、、 (伊勢物語・六)25
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